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 2001年1月の日記を読む  


2000年12月
12月12日(火) 勝負への執着
12月14日(木) そもそも競馬の予想って?@
12月15日(金) そもそも競馬の予想って?A
12月16日(土) ZFLAGP☆万馬券的中
12月20日(水) 日本の馬は何故虚弱なのか?
12月22日(金) スポーツとしての競馬@
12月23日(土) スポーツとしての競馬A
12月26日(火) 有馬記念回顧

勝負への執着 [2000年12月12日(火)] 
本年度の将棋名人戦において、挑戦者の丸山八段が佐藤名人を破り新名人となった。この丸山忠久新名人は、私のような勝負に携わる人間にとって、大変興味の沸く人物である。現在将棋界では、数年前7冠全てを制覇した羽生現4冠王が存在感を示すが、羽生さんは異能、いや異脳の感が強い。故に感嘆すべき人物であるが、ギャンブラーの心の琴線には触れない。佐藤前名人は所謂秀才タイプで、さしたる魅力を感じない。

それに比べ、丸山新名人は、伝統を重んずる向きからは、品や芸術性を云々されるほどに、勝つことへの真摯度が高い将棋を指す。藤井竜王もこの系統であるが、私が興味、共感を持つ、こうした「勝利という結果を出すことに純化された価値観」は従来マイノリティであつた。しかし最近は将棋の世界でも、「勝負に強い」を看板とする棋士が一線級に普遍化しつつあり、これも日本の社会のアイデンティティの変貌を示す一面であるのかも知れない。

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そもそも競馬の予想って?@ [2000年12月14日(木)] 
この記事は、加筆修正の上、ホームページのQ&Aコーナーに移設いたしました。

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そもそも競馬の予想って?A [2000年12月15日(金)] 
この記事は、加筆修正の上、ホームページのQ&Aコーナーに移設いたしました。

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ZFLAGP☆万馬券的中 [2000年12月16日(土)]

☆☆ZFLAGP・高配当的中実績☆☆

12月16日 (回収重視モード 回収率207%) 

中京6R 馬連5番―11番 11850円 万馬券的中!…3点買い 
阪神7R 馬連8番―13番  2740円 ◎―○的中!…3点買い 

※ オッズ取得時刻= 中京6R 10:41 阪神7R 10:38

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日本の馬は何故虚弱なのか? [2000年12月20日(水)] 
 日本は競馬の本場に比べると、馬産の歴史が浅く育成、調教の技術、環境が劣る、という面も否定は出来ないが、実はそれは枝葉の問題である。本場の欧州には「名水が名馬を生む」という言い伝えがある。草食動物である馬は、その成長過程において、母乳、水、青草、などから大量の水分を摂取する。つまり、そこに含まれるカルシウムなどのミネラルが多いほど体質が頑健になるので、良い馬作りには、馬産に向いたミネラルが豊富な水が必須条件といわれるのである。 
ところが、フランスと日本の代表的なミネラルウォーターを比較すると顕著であるが、火成岩質の日本では、水に含まれるミネラル成分が、水成岩質の欧州に比べて何分の1でしかない。日本の馬産の中心地である北海道は、特にミネラル成分が少ない水質であり、「ミネラルの少ない軟水が虚弱馬を生む」、という図式となっているのである。 
 
従って、馬の生産、育成のインフラストラクチャーが整備されたとしても、土壌が馬産に向いていない日本から頑健な名馬を輩出するということは、甚だ困難な目標であるといえるだろう。しかし、もちろん日本も広い。馬産に向いた水の湧く土地もある。それがどこで、馬の育成にどのような成果が生まれているかについては、機会を改めて書くこととする。

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スポーツとしての競馬@ [2000年12月22日(金)] 
競馬発祥の地である英国では、エプソムダービーを勝つことが唯一絶対の目標である。日本の皐月賞のモデルである二千ギニ−は、「これも勝っておけばダービー馬としてより価値が高い」という、いわばダービー馬の付加価値を高めるためのレースという認識になる。首尾良くダービーを勝ち、世代bPとなれば、7月のGT・KジョージY・QエリザベスSに進み、異世代のダービー馬と対決する。ここも勝ち4歳にして国内bPの座に就けば、更に価値を高めるべく、秋にはフランス凱旋門賞に遠征し、アウェイで他国のトップに挑む。 
 
すなわち、英国における競走馬のスポーツとしての究極の目的とは、4歳の間にこれを実現すること、つまり、新馬→二千ギニ−→エプソムダービー→KジョージY・QエリザベスS→凱旋門賞と5連勝して引退し種牡馬になることである。ラムタラはこれに近い戦績を残した馬であるから、高い評価を得たわけだ。また、99年のJCに来日したモンデューも4歳で凱旋門賞を制した、「究極の戦績」に近い馬であるから、JCは拝み倒して「出走していただいた」ものであり、「顔見せであり走るわけが無い」と考えることがスポーツ的な常識と言えるだろう。
 

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スポーツとしての競馬A [2000年12月23日(土)] 
昨日書いた欧州流のチャンピオンホースの条件を日本に当て嵌めると、馬の頑健さの違い、育成・調教技術の差から、「皐月賞は仕上がりの早い馬、ダービーは運の良い馬、菊花賞は強い馬が勝つ」という俗諺に象徴されるように、次のようなニュアンスとなっていた。              ―英国―      ―日本― 
緒 戦  → 二千ギニー  ; 日本ダービー
bP決定 → ザ・ダービー  ; 菊花賞 
異世代対決→ KJ&QES ; 天皇賞・春 
異国間対決→ 凱旋門賞   ; 海外遠征に耐える水準ではない。 
 
つまり、かつての日本の4歳クラッシックレースは、皐月賞は3歳競馬の延長線上、日本ダービーは漸く出揃った顔ぶれを門戸広く受け入れる法外に多頭数な運に左右されるレース、菊花賞が絞り込まれた有力馬の力勝負、というニュアンスであった。日本ダービーに対する、「運が良い馬が勝つ」という評の裏には、「様々な意味で必然ではなく、偶然の色が濃いレース」との意が含まれており、その点で英国クラッシックに例えるならば二千ギニーに相当するレースであったといえるだろう。事実、以前「日本ダービー馬の条件」として巷間伝えられた諸点は、英国のセオリーと対比するならば、エプソムダービーよりも、二千ギニーに近いものであった。 
 
現在、実施されつつある日本の競馬番組改変の最大の趣旨はこの点の改善にある。すなわち、「日本ダービーは強い馬が勝つ」というセオリーを創りだそうとしているわけだ。その為に進めている競馬番組の全体構造改革を軟着陸させるために、昨年、一昨年とダービーの開催を若干遅らせたのである。すなわち、今年のダービーはリニューアル第一弾であり、決して3年前のパターンに戻ったわけではない。
 
 もちろん、その変革は馬券作戦にも大きく影響する。番組の基本骨格変更の影響を受けるレースについては、ただ単に「過去OO年」の傾向に基づく予想では何の意味もない。そのあたりの具体的な部分については、機会を改めて書くこととする。
(有馬記念の情報メールには、こうした視点からのポイントを掲載致しました。)

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有馬記念回顧 [2000年12月26日(火)] 
有馬記念については、ZFLAGPの登録ユーザー宛に解説文書を配信したが、そこでは概略として次のような論旨を述べた。 
 
競馬の、特に大レースの予想とは、番組の本質を理解し比較優位に立つ馬を探し出すことである。有馬記念のポイントはまず「馬齢戦」で行われるGTであり、それは「実績、実力の高い馬でも仕上げてこずに消えることがある」ことを語っている。しかし、有馬記念が一般社会の年末社会現象として認知されて来たことにより、少し風向きが変わり、無為な敗退抑止の中間的な解決案として「褒賞金2億円」が設定された。 
 
この改定により、褒賞が懸かる馬が居るときには、その馬を中心に考えるべきとのセオリーが生じ、テイエムオペラオーも当然勝負に来ると読むべきである。とはいえ、天皇賞・秋、JC共に有馬を考え100%の仕上げでなかったとはいえ、連戦の疲労は否めないところであり、圧勝する競馬にはならないことも考慮しなければならない。
 
また、従来の有馬記念では4歳馬の活躍が比較的目立っていた。これは、まず例え馬齢戦でも4歳の内にGTで古馬を破ったという実績は、引退後の勲章になるという意味で、勝負に来るケースが多かったことに起因しており、それに加え4歳馬が活躍し新スターホースとなることが、暗黙のうちに奨励されてきたという側面もあるだろう。ところが、今年から4歳秋のクラッシックレース日程が変更され、定量戦のJCで古馬に挑むことが奨励される番組となった。これが二つ目の大きな改定点で、有馬記念における4歳馬の比重が低下することを示唆している。
 
以上の論拠その他により、顔見せ興行という色合いがある有馬記念はかつては牝馬・外国産馬・4歳馬が、古馬の牡馬一線級を破って穴馬券となることが少なくなかったが、番組の改変により、今後は実績上位馬が揃っている場合は、序列が完全に崩れるようなケースは少なく、むしろ、小回りコース故の展開の紛れ、忘れられ気味の実力馬の復活といったところが波乱要因となることが考えられる、と結論付けた。
 
 従って、テイエムオペラーが小回りの紛れにはまりそうになりながらも辛勝し、メイショウドトウが順当に2着確保、この2頭を今年同コースのGU中山記念を含め3勝している実力馬ダイワテキサスが脅かす構図は、番組設計通りの極めて順当な結果だったと考える。有馬記念のような大レースは本当の基本通りに予想すれば、そう大きくは外れないものである。
 
※現在、新たにZFLAGPをお申し込みいただいたユーザー各位には、上記有馬記念解説の全文をお送りしております。

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