2000年12月の日記を読む
2001年2月の日記を読む
2001年1月
01月01日(月)
21世紀の中央競馬@
01月05日(金)
ZFLAGP/京都金杯・馬連44倍◎←○的中
01月10日(水)
21世紀の中央競馬A
01月12日(金)
21世紀の中央競馬B
01月14日(日)
☆☆ZFLAGP・後半3レース的中/回収実績☆☆
01月16日(火)
マッチメイト&ZFLAGP/実績
01月17日(水)
女子マラソンが教えてくれること(高橋尚子編)
01月19日(金)
女子マラソンが教えてくれること(有森裕子編)
01月20日(土)
本日の競馬から☆1月20日
01月24日(水)
プロの目の付けどころ
01月26日(金)
大学ラグビーの教えてくれること@
01月30日(火)
大学ラグビーの教えてくれることA
21世紀の中央競馬@ [2001年01月01日(月)]
昨今競馬離れという論調が目立つが、中央競馬の盛衰を俯瞰的に見るならば、競馬ブームは5年〜10年の単位で到来しており、長期低落というよりは波動の谷間にあると見ても良いだろう。娯楽としての競馬自体は、高齢者にも向いているし、馬という動物が介在することにより癒しの要素も持つので、今後もジャンルとしてのステイタスは保って行くと思われる。
但し、ロトやサッカーくじなどの新たな競合娯楽の参入を考えると、馬連の導入にすら躊躇が大きかったJRAの官僚的な運営では先細る危険もある。現在の運営は、競馬でコンスタントに勝つのは難しく、ある程度の数のファンは一定期間で離れて行く、という認識から新規のライトユーザーを掘り起こす方向が標準であるが、コアのファンをしっかりと囲い込み、オピニオンリーダーを保持することが必要な段階に来ているといえるだろう。
例えば、現在競馬場の指定席は、抽選、先着で販売されるが、多額に馬券を購入するコアなファンに、良い席を優先提供するような世間的な常識に沿った方向が望まれるところである。これは、当日限り有効の馬券専用プリペイドカードを発行し、それを多額に購入、つまりその日馬券をたくさん買うことが確定したファンに指定席を優先販売するというシステムで実現できる。
また、ライトユーザーの確保にしても認識が甘い。他分野との競合を考えれば、どう考えてもワイドよりまず馬単だっただろう。また、昨今スポーツファンの国際化は著しく、サッカーにおいて、国内親善試合とアウェーの真剣勝負の価値の大きな差を理解している人は少なくない。すなわち、今やジャパンカップなどの国際招待競走により、日本の競馬の地位向上を計り、世間の耳目を集めることは難しい。
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ZFLAGP/京都金杯・馬連44倍◎←○的中 [2001年01月05日(金)]
☆☆ZFLAGP・的中/回収実績☆☆
*1月5日 (回収重視モード 馬連回収率169%)
京都11R 馬連4番―15番 4420円 …馬連3点買い/◎←○的中!
京都 9R 馬連8番―15番 4230円 …馬連3点買い/単複モードで複勝440円も的中!
中山 8R 単勝14番 820円 …単複モード1点買い
※ オッズ取得時刻= 京都11R 10:39 京都9R 10:39 中山8R 10:37
*公開(12月16日)より1月5日までのトータル実績
・回収重視モード トータル馬連回収率112%
・総レース数 …142R
・予想レース数 …102R
・総予想点数 …290点
・的中レース数 … 14R
・馬連25倍以上の的中 … 5回
・馬連万馬券の的中 … 1回
※ 以上、ほぼ設計想定通りの結果となりつつあります。
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21世紀の中央競馬A [2001年01月10日(水)]
一方、海外遠征により日本の競馬のステイタスを高めようという目論見から、海外レースへの挑戦を積極的に推奨する制度も確立されつつあるが、現状では目的を果たしているとは言い難い。エルコンドルパサーが凱旋門賞でA着し、タイキシャトルやアグネスワールドが健闘しても、肝心の世間の耳目を集めるという効果には繋がってはいないのである。
すなわち、まず広い意味でのマスコミ対策を施し、海外遠征などで成果が上がれば、それなりの報道がなされるような環境を作る努力をすることが先決である。また、ファンに信頼される競馬評論者を育成することも急務だろう。ハイセイコーのもたらした競馬ブームのころには、気骨のある論陣を張る人物も少なくなかったが、今やほぼ御用評論家一色である。競馬で喰っている予想家や、元調教師などの評価を鵜呑みにするほど昨今のファンは甘くはない。
話を海外遠征に戻すと、例えばエルコンドルパサーの実績にしても、スポーツ的な観点に照らすと、日本の競馬にとっては御用評論家が絶賛するほどの価値はない。すなわち、日本産の馬が、四歳時に、短期遠征で凱旋門賞でA着したら大絶賛すべきであるが、エルコンドルパサーは米国産であり、古馬になってからの長期現地滞在で、四歳馬に敗れてのA着であるから、日本の調教馬としてはよくやった、という辺りが妥当な評価であろう。
海外での実績を通して、日本の競馬のスポーツとしてのステイタスを確立することを目指すならば、やはり日本ダービー馬が宝塚記念で国内制覇を果たし、四歳時に欧州へ遠征して現地のダービー馬と堂々互角の勝負を繰り広げる、という図式が欲しいところである。中央競馬の番組はそのような思想に変革され、環境に恵まれない日本産馬にとっては現状では不可能な目標かもしれないが、ダービーが外国産馬に解放されればそれは近い将来に現実となるかも知れない。
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21世紀の中央競馬B [2001年01月12日(金)]
強い馬を育成するための要件は幾つかあるが、残念ながら日本では早急には満たすことが出来ない部分が多い。従って、競馬番組を整えても世界に通用する日本産馬を続々と生み出すことは中々に困難な課題である。例えば、以前このコーナーでも指摘したが、馬の育成に重要な意味を持つ水質は欧米に比べ大きく劣る環境にある。
日本の主要な馬産地である北海道の水質は、欧米の馬産地に比べ馬の生育に欠かせないミネラル分が何十分の一しか含まれておらず、比例して土壌もまた然りである。中央競馬のトレセンの水も良くはない。美浦トレセンなどは、ミネラル云々以前の問題として、東京・中山からの移転時には競走馬が水を飲まなくて問題になったほどである。
美浦トレセンへの移転については、当初から馬の育成という面からは必ずしも適地ではないとの見方があり、東京都下により良い移転候補地もあった。しかし、成田空港の代替地として確保されていた土地の利用という政治的観点が優先され、現トレセン地となったものである。つまり、トレセン開設にあたり、強い馬を作るための環境が優先的に考慮されたわけではない。
ところで、現在競走馬が在厩している場所で、水質が良いのはオグリキャップを生んだ笠松競馬場である。これが笠松の所属馬が、血統や価格以上に中央競馬で活躍する理由の一つである。かつて四歳時のライデンリーダーが当日輸送の関西で活躍し、事前入厩の関東で体調を崩したのは、文字通り水が合わなかったわけだ。但し、笠松の馬が強いのは水だけが理由ではない。
地方競馬はとかくレース内容がナアナアになりがちであるが、笠松の特に2・3歳戦はシビアなレースをやっており実戦で馬が鍛えられている。むしろ、売上が大きいが故に、「安全運転」が多くなりがちな中央競馬よりも充実しているくらいである。競馬もスポーツであり、馬も騎手も真剣勝負の度合いが高いレースを繰り返す中で、力量が伸びてくるといえるだろう。また、笠松の馬は入り組んだ堤防沿いの道を、一般道を横切って厩舎と馬場を行き来している。
つまり、常々アップダウンを歩くことで体力が強化され、また車や歩行者と行き交うことで、精神面を鍛えれている面があるわけだ。水質も含め、この辺りに日本の馬の強化のポイントが集約されているといえるだろう。
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☆☆ZFLAGP・後半3レース的中/回収実績☆☆ [2001年01月14日(日)]
☆☆ZFLAGP・的中/回収実績☆☆
ホームページZFLAGPの紹介資料3・4で後半3レースの的中/回収実績を掲げておりますが、本年に入ってからの馬連回収重視モードの実績についてフォローアップしておきます。
(日付) (レース・オッズ時刻) (点数) (結果)
*1月5日 中山 10R 10:38 3点 ・・・
中山 11R 10:38 3点 ・・・
中山 12R 10:35 予想なし 〜
京都 10R 10:39 予想なし 〜
京都 11R 10:39 3点 馬連4番―15番 4420円 ◎←○的中
京都 12R 10:39 3点 ・・・
*1月6日 中山 10R 10:38 3点 ・・・
中山 11R 10:39 3点 ・・・
中山 12R 10:39 3点 馬連4番―7番 2940円 ◎→▲的中
京都 10R 10:40 3点 ・・・
京都 11R 10:40 3点 ・・・
京都 12R 10:40 3点 ・・・
*1月7日 中山 10R 10:39 1点 ・・・
中山 11R 10:39 1点 ・・・
中山 12R 10:40 3点 ・・・
京都 10R 10:39 開催中止
京都 11R 10:39 開催中止
京都 12R 10:39 開催中止
*1月8日 中山 10R 10:36 3点 ・・・
中山 11R 10:36 3点 ・・・
中山 12R 10:36 3点 ・・・
京都 10R 10:37 3点 馬連3番―8番 1950円 ◎←△的中
京都 11R 10:40 3点 ・・・
京都 12R 10:37 2点 ・・・
*1月13日中山 10R 10:36 3点 ・・・
中山 11R 10:36 予想なし(的中重視モード2点で的中。)
中山 12R 10:36 3点 ・・・
京都 10R 10:37 3点 ・・・
京都 11R 10:37 3点 馬連3番―4番 3250円 ▲←◎的中
京都 12R 10:39 3点 ・・・
*1月5日より13日までの後半3レーストータル実績
・回収重視モード トータル馬連回収率 196%
・総レース数 … 27R
・予想レース数 … 24R
・総予想点数 … 67点
・的中レース数 … 4R
※ 以上、ほぼホームページ掲載のテスト結果通りになりつつあります。
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マッチメイト&ZFLAGP/実績 [2001年01月16日(火)]
☆☆ZFLAGP・高配当的中実績☆☆
1月14日 (回収重視モード 回収率110%)
京都7R 馬連6番―9番 6790円 ◎―△的中!…3点買い
※オッズ取得時刻= 京都7R 10:36
☆☆マッチメイト・的中実績☆☆
フリーソフトとして公開しております、マッチメイトの的中実績を紹介致します。今回はFLAGPの標準時刻のオッズを使用し、的中数重視のX値1.5モードについて検証いたします。
*予想レース数と的中数
予想数 馬連的中 ワイド的中(レースと点数)
12月23日 10レース 5レース 5レース 9点
12月24日 4レース 2レース 2レース 6点
1 月 5日 10レース 2レース 7レース 7点
1 月 6日 11レース 2レース 6レース 6点
1 月 7日 6レース 4レース 4レース 8点
1 月 8日 11レース 3レース 10レース 14点
1 月13日 9レース 3レース 6レース 8点
1 月14日 6レース 4レース 5レース 5点
合 計 67レース 25レース 45レース 63点
*回収率
馬連 ワイド
12月23日 118.7% 72.0%
12月24日 196.7% 125.0%
1 月 5日 48.7% 79.7%
1 月 6日 41.5% 74.2%
1 月 7日 111.7% 125.6%
1 月 8日 74.5% 148.8%
1 月13日 90.4% 86.3%
1 月14日 100.4% 69.2%
合 計 87.3% 95.0%
馬連の回収率87%、ワイド95%と100%には及んでいませんが、オール3点予想で的中率が馬連37%、ワイド67%と高く、買い方の工夫で十分に100%以上の回収が見込める実績となっています。使いかたも簡単で、フリーソフトとはいえ、一般的なシェアソフト並みの予想能力を有していることがお分かり頂けるかと思います。
尚、現在、同じ系統で、使用する指数をもう一つ増やし、予想精度を大幅に向上させた「チェックメイト」というシェアソフトも開発中です。そちらの予想能力は、テスト段階ですが、馬連の最も回収率を重視したモードで、160%まで改善出来ております。「チェックメイト」は基本的には本命系のソフトでであり、穴馬券的中能力の高いZFLAGPと併用してしていただくと、抜群の実績となりますので是非合わせてご利用ください。
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女子マラソンが教えてくれること(高橋尚子編) [2001年01月17日(水)]
メジャーなスポーツは、様々な意味で競馬予想に多くの示唆を与えてくれるが、陸上、水泳、スピードスケート、距離スキー、自転車などの競走競技のセオリーには、直接的に役立つことも多い。また、逆にそれらの競技を競馬のセオリーで予測することも可能である。今回はその競走競技中から陸上の女子マラソンについて取り上げてみたい。
シドニー五輪での高橋尚子選手の金メダル獲得は、皆さん良くご存知のことと思うが、レース後の小出監督のコメントには、注目すべき点が幾つかあった。その一つを挙げると、小出氏は記録(タイム)について、「高橋尚子は平坦コース、イーブンペースなら世界最高タイムなんて、いつでも出すことが出来る」と豪語している。
裏を返せば、陸上競技の中・長距離では、イーブンペースだと良いタイムが出るものの、それは選手の地力を一面的にしか示しておらず、強い選手とは、「レベルの高いレースで、駆け引きによる激しいペースの上げ下げの中を、生き残って勝ちきる選手のことである」、ことを意味している。
すなわち、この原則を競馬に当て嵌めるならば、一般に良く用いられる勝ちタイムだけでの実力評価、予想というのは実は余り意味がないということである。実際プロは勝ちタイムによって馬を評価することはせず、ラップによりタイムの価値を判断することが通例である。小出氏の発言は正しくタイムに対するこうした考え方の必要性を裏書するものといえるだろう。
ところで、シドニーではレース前の時点で高橋尚子選手は競馬で言えば▲(3番手)評価であった。◎(1番手)評価は追い込み及ばず銀メダルに終わったルーマニアのシモン選手。彼女の敗因は、月経周期による体調不良と伝えられているが、類似したことは競馬の世界でも良くある。言うまでも無く、春先から初夏にかけての牝馬のフケ(発情期)であり、該当する時期の馬券作戦では常に注意が必要である。
また、○(2番手)評価はケニアのロルーペ選手だったが、この選手は「臨戦過程」が立て込んでいて、牝馬(女性)は特にレース間隔が重要、とのスポーツとしての競走(競馬)常識からは消しの感があった。ただ、高橋尚子選手も過去1年の出走回数は1回で問題ないものの、世界選手権が当日出走取り消しで、その結果名古屋女子マラソンから本番までの間隔が短く、順調さを欠く感は否めなかった。
しかも、世界選手権を取り消したため、GVのアジア大会の経験しかない状態で、GTのオリンピックに出走することになり、上級条件ではクラス経験が重要であり、いきなり2クラス上への挑戦は厳しい、というスポーツとしての競走(競馬)常識からは疑問も残るところであった。にもかかわらず金メダルが取れたということは、頭抜けて強いということである。
競馬予想には「短期間の3連勝馬は強い」との格言があるが、これは競馬では勝つとクラスが上がるので、3連勝とは元いた条件の2つ上のクラスまで一気に勝ったということであり、成し遂げた馬は相当に強い、ということを意味している。つまり、国際大レース経験なしでオリンピックを勝った高橋尚子選手は相当に強く、大きな故障さえなければアテネでも上位争いは必至であると考えられる。
ところで、この高橋選手は笠松競馬場に程近い岐阜市の出身であり、育った水、練習の環境ともに笠松の馬に相通ずるものがある。つまり、21世紀の競馬Bで解説した笠松所属馬の強さと相通ずるものが有るのかも知れないと考え、高橋選手とオグリキャップを対比することは競馬ファンにとってロマンのある話であろう。(続く)
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女子マラソンが教えてくれること(有森裕子編) [2001年01月19日(金)]
ZFLAGPに添付した「競馬の奥義」の「格言2」の中で具体的に解説したが、競走馬が全力を尽くして戦った場合、その筋肉、循環器、細胞レベルの快復には、それぞれに必要な日数がある。そしてその日数を元に出走馬の臨戦過程を評価することが、競馬予想の一つの基本であり、牝馬の場合特にこの視点が重要となる。
人間の女性の場合も同様で、マラソンのような耐久競技の場合、循環器、細胞レベルでの快復度合いが、力を発揮出来るか否かの目安となる。それに必要な具体的日数の詳細については、「競馬の奥義」の中のみでの公開とさせていただくが、簡略した結論だけ述べておくと、女子マラソン選手の場合、力を出し切るためには、少なくとも前回の勝負レースから、概略224日は間隔を空けた方が良いといわれている。
さて、前回はシドニー五輪について述べたので、今度はアトランタ五輪について、そのレース間隔というポイントを踏まえて、競馬予想的視点からの解説を加えて見たい。アトランタ五輪、女子マラソンの予想は比較的簡単であった。その理由は2つある。1つは、その前のオリンピックであるバロセロナとマラソンの開催条件が近く、かつ前回の@・A着選手、競馬風に言えば「格上選手が複数」出場していたことである。
開催条件の近似とはすなわち、夏季開催の高温レースでかつ、坂の多いコース設定であったことである。競馬でも直線に坂のある、東京、中山、阪神、とその他の競馬場の実績は分けて考えなければならないが、マラソンでもアップダウンの有無は大きなポイントである。また、競馬では同条件レースの連対経験馬が上位人気を占めていれば、馬券的に堅く収まる傾向が強いが、この点はマラソンでも同じである。
2つ目のポイントは、バロセロナの@・A着、ロシアのエゴロワ選手と日本の有森裕子選手が共に万全の状態で出走して来たことである。両選手ともに年齢的に下降期ではなかったし、前回の五輪出場権獲得レースからの間隔はエゴロワ選手12ヶ月、有森裕子選手11ヶ月と標準の224日以上で全く問題がなかった。予想としては、この2強を脅かす新勢力(上がり馬)がいるか否かを考えればよいレースであったといえるだろう。
その検討視点は、昨日述べた部分も含めた基本に、アトランタ固有の条件も加味すると、有力な国際レースで勝利を収め、かつ高温、アップダウンのレースで実績を残し、五輪出走権獲得レースからは概略224日は間隔の空いている選手を探すことである。そして、それに当てはまる選手は一人だけいた。エチオピアのロバ選手である。
この選手はアトランタ五輪の前年9月に行われたローママラソンの覇者で、そのレースで代表を確実にしている。そして、そのローママラソンは高温、アップダウンのある国際マラソンで、アトランタからは約10ヶ月前であるから、正にロバ選手こそが唯一新勢力(上がり馬)としてエゴロワ−有森ラインを崩す可能性を予見出来た選手なのである。
つまり、ロバ選手の快走は実況アナウンサーが連呼したほどに意外な結果ではない。また、エゴロワ選手のA着と有森裕子選手のB着は予想通りの結果と言えるだろう。一方、アトランタ五輪では、その年の冬から春に好タイムで3勝していた、ドイツのピピヒ選手が注目を集めていた。しかし、224日というスパンで考えて4回目のレースでは走り過ぎである。
また、ピピヒ選手の場合、勝ったレースも平坦コースのイーブンペースばかりなので、「コース適性」にも疑問が残り、予想通りに途中棄権という結果であった。世界選手権の優勝者である日本の浅利純子選手も期待されたが、五輪出走権獲得レースから180日程度の間隔の出走で、脚部不安と相俟って少し厳しかったようである。
このアトランタでの有森裕子選手の健闘が教えてくれるものは、トップクラス(GT級)のレースでは、正しいスポーツ的な知識により、実績(格)に基づく骨太の予想を行えば、大きくは外れないということである。
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本日の競馬から☆1月20日 [2001年01月20日(土)]
本日の中山競馬の8レースには、牝馬限定900万下・ダート1800mという番組が組まれていた。この開催に行われた同一条件レースの95年以降の結果を、人気順位で示すと次の通りとなる。
*1回中山競馬/牝馬限定900万下・ダート1800m
年度 開催日 @着−A着−B着馬の人気順位
2000年 1月22日 2人気→7人気→1人気
1999年 1月23日 3人気→1人気→4人気
1998年 1月10日 6人気→1人気→3人気
1997年 1月19日 5人気→1人気→2人気
1996年 1月 7日 3人気→1人気→7人気
1995年 1月 7日 6人気→1人気→3人気
※96年は正月開催が東京のため1600m。
この結果の特徴を幾つか指摘すると、まず寒い時期の牝馬限定ということで、いかにも荒れそうなイメージを持つがそれは誤りで、1番人気馬は6年間すべてB着以内に入っている。@着〜B着馬の内のもう1頭も2・3番人気馬であり、残る1頭は4〜7番人気の馬が絡んでいる。但し、1番人気は勝ったことがない、といった点であろう。
本日の結果は、@着から、4人気→2人気→1人気の順であり、正しく上記の傾向そのままであった。すなわち、競馬の予想はこのような形で番組から傾向を探ることが基本であり、そこから導かれた結果の特徴と思われるものにスポーツ的な根拠がある時、馬券作戦として採用すればよいわけだ。
この、正月開催/牝馬限定900万下・ダート1800m、についていえば、上記の傾向には明確なスポーツ的な根拠を見出すことが出来る。但し、その具体的な内容については、価値が高い情報なので、当欄の1月4日付けでも書いた通り、ユーザー向けのメール情報での提供とさせていただく。
※そのメール情報はZFLAGPのユーザー宛に来週末にお送りする予定ですが、具体的な期日は当欄で改めて告知します。
☆☆ZFLAGP・的中/回収実績☆☆
*1月20日 (回収重視モード 馬連回収率123%)
中山 1R 馬連4番―14番 2130円…馬連3点買い/◎→○的中!
京都 3R 馬連2番―14番 1570円…馬連3点買い/◎→▲的中!
※ オッズ取得時刻= 中山1R 9:33 京都3R 10:19
本日は得意とする後半レースが、京都競馬場で開催中止(延期)となりましたが、午前中に的中があり100%を越える回収率となりました。
京都競馬の6レース以降は出馬表再投票の上、1月22日に行われる予定ですが、ZFLAGPに添付した「競馬の奥義」第4章−7で再投票の際考え方の事例を示しておりますので、お持ちの方は、ご参考としていただければと存じます。
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プロの目の付けどころ [2001年01月24日(水)]
少し古い話になるが、1987年にニッポーテイオーが秋の天皇賞を勝ち、その翌月に当時4歳限定であったエリザベス女王杯を妹馬のタレンティドガールが制したことがあった。そして、偶然その翌年にも、全く同じパターンで、兄タマモクロス、妹ミヤマポピーによる秋の天皇賞・エリザベス女王杯の兄妹制覇があった。
このような巡り合わせの不思議は、勝負において意味を持つことがあるので、プロは必ず頭に入れておく。そしてこの事例は1995年に役立つ時が来た。この年、サクラチトセオーで秋の天皇賞を制した小島太騎手(現調教師)が、その妹馬であるサクラキャンドルでエリザベス女王杯に臨んでいた。
ここでプロは次のように考える。
ニッポーテイオー・タマモクロス兄妹による、秋の天皇賞・エリザベス女王杯の制覇は競馬サークルでは周知の事実であるから、当然小島太騎手も知っている。そしてその事実から、勝負事における巡り合わせ、諺(げん)かつぎと言う意味で、ある種の期待と自信を持っている筈であり、そうしたものは、勝負に臨んで案外に力になるものである。故に、それなりの配当が期待出来るなら、費用対効果という意味で、サクラキャンドルに賭けて見る手は十分にある。
結果は10番人気のサクラキャンドルが勝ち、単勝2650円、5番人気のブライトサンディーとの組み合わせの馬連は万馬券であった。プロはこのような視点で、勝負の機微を馬券に生かすことを常に心がけているのである。
ところで、少しキャリアのある方ならご存知のことと思うが、サクラキャンドルに騎乗していた小島太騎手(現調教師)は、特に晩年に最後方待機などレース運びが極端で、ファンに罵声を浴びることが少なくなかった。その原因については、目が悪く積極的に馬群に入れられなかったため、と云われている。
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大学ラグビーの教えてくれること@ [2001年01月26日(金)]
お正月に行われた全国大学ラグビー選手権では、関東学院大学が優勝した。高校日本代表経験者や、花園全国大会活躍選手が揃う早・慶・明や同志社といった伝統校のメンバーに比べ、高校時代に実績の無い選手が多いにも拘わらず、4年連続で決勝に進出し、そのうち3回優勝という実績は、大変素晴らしいものであるといえるだろう。今回はこの関東学院を中心に、大学ラグビーから競馬、或いは予想に関し得られる教訓について解説する。
大学ラグビーのトップリーグは、早・慶・明を中心とする関東対抗戦グループ、関東学院・法政・大東などの関東リーグ戦グループ、同志社・京産・近大などの関西リーグ、の3つに分かれている。関東リーグ戦グループの優勝校であった関東学院大学は、大学ラグビー選手権の1回戦で対抗戦グループ5位の筑波大と対戦した。
この試合、最終スコアは地力が出て大差がついたが、前半は拮抗した試合になった。その為ほとんどのマスコミでは、格下相手に前半互角ということで、「優勝を狙う関東学院、前半苦戦」或いは、「前半もたつく」といったニュアンスの見出しとなった。しかし、これは硬直した思い込み、勉強不足、手抜きによる、誤った理解なのである。
それは、関東リーグ戦グループの試合結果を少し詳しく見ればすぐに分かる。リーグ戦は8チームで行われているが、関東学院は最下位となった流通経済大学戦では、最終的には56点差で勝ったものの、前半の半ば過ぎまではリードされていた。6位の中央大学戦も最終スコアは54点差だが、前半は1トライに抑えられる接戦であった。
すなわち、関東学院は格下相手の場合、相手が必死で食い下がってくる前半はその勢いをいなして消耗を避け、格下チームの気力、体力に陰りが見える後半に一気に差をつけるという戦略で戦っていることがスコアデータから見てとれるのである。従って、筑波大学戦も「関東学院、ゲームプランに沿って快勝」、が妥当な評価であるわけだ。
それを裏付けるのは、力量差の少ない相手と対戦したときの試合経過である。リーグ戦グループの試合で2・3位の法政・大東大学と対戦したときは、格下戦とは全く逆で後半は相手チームの方がスコアが上であった。つまり、前半からフル回転で攻めて点差を付け、後半は反撃を凌いで逃げ切るという戦略に変わるのである。
大学選手権でも同様で、筑波戦の次の早稲田大学戦では、開始5分で2トライを挙げ、一気に優位にたっている。こうした、臨機応変なゲームプランは、勝負に携わるものとして見習たい点であるといえるが、筑波大戦を「前半苦戦」として片付けてしまうような、表面的なものの見方では、本質を見据えることは出来ないのである。
その短絡な見方の結果として、早稲田大学戦に続く準決勝の同志社大学戦では、多くのマスコミが「同志社有利」と報道したが、その予想は外れ関東学院の快勝であった。キャリアのある競馬ファンの方なら実感されていることと思うが、競馬の予想記事にもこうした、硬直した思い込み、勉強不足、手抜きを感じさせるものは多い。
もちろん、競馬の予想報道はアマチュアスポーツの結果予測とは異なり、専門紙などは競馬サークル内の運命共同体である、競馬予想は金に絡む、ことなどから、ある種の制約があることも確かではあるが、それ以前の問題としてものの考え方や前提となる知識が不足し、単に短絡な主観が述べられているだけで、客観的な予想とはいえないようなケースも少なくない。(続く)
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大学ラグビーの教えてくれることA [2001年01月30日(火)]
全国大学ラグビー選手権の準決勝、関東学院大vs同志社大学戦では、多くのマスコミが「同志社有利」と報道していた。しかし、競馬の予想的な視点からすれば、同志社は「危ない人気馬」であったといえる。確かに、選手の資質やここまでの戦績は抜群であり、主観的な期待を抱かせるに十分であったが、一歩下がってみれば準決勝で有利とするほどの実績は無かったのである。
例えば、関西リーグで同志社が圧倒した他のチームが、大学選手権では全て1回戦で負けていることから、同志社大には接戦経験の不足に対する不安があった。その一方、関東学院の属する関東リーグ戦グループは、結果的に決勝へ進んだ法政大などの上位は勿論、下位チームのレベルが最も高いリーグであり、関東学院は厳しい局面の経験では同志社よりも遥かに恵まれていた。以前笠松競馬のレベルについて書いたときに述べた通り、厳しい実戦により選手、チームが成長するのはスポーツにおける原則である。
つまり、同志社大は競馬で言えば、弱敵相手に素質で圧勝を続けて来た馬が、初めて厳しいメンバーと対戦するようなケースであったといえるだろう。競馬では2歳・3歳の馬齢戦でこうしたことが良くあるが、キャリア不足を露呈して凡走する危険が大きく、人気になっていれば見送りがセオリーである。逆に言えば、「馬齢戦」とは、「実績がアテにならない」ことを意味している斤量区分であるわけだ。
また、ここまでの試合運びを見ても、素質に任せて成り行きで押し切ってきた同志社よりも、前回解説したように、ゲームプランに沿って戦っている関東学院に一日の長がある感は否めないところである。例えば、同志社は1回戦で関東リーグ5位の専修大と対戦したときに、関東学院とは対照的に前半大差、後半互角という試合運びをしており、そこには戦略性は感じられない。更に、この両校は準々決勝では、関東対抗戦グループで接戦だった、早稲田、明治と対戦して勝ったが、その内容から地力には大差はないと思われた。
これら諸々を勘案すると、もしイギリス式にブックメーカーが存在していたら、経験、戦略で上回る関東学院に賭ける一手であるが、案の定ゲームは関東学院の完勝になった。
ゲーム後に多くのマスコミが、「接点(相手と接触した場面)のプレーと、ゲーム運びに思いのほか差があった」と評したが、客観的に見ればそんなことは試合前から分かっていたことである。競馬の予想記事も、本質的にこのラグビーの報道と大差ないものが多く、レースが終わってからの結果論にウンザリさせられることがしばしばである。(続く)
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