ZKEIBA

 

  2003年6月の日記を読む

 2003年8月の日記を読む  


2003年7月
07月02日(水) News flash 7/02
07月04日(金) 馬券予想理論(復刻)−11
07月08日(火) News flash 7/08
07月10日(木) ダービー予測配信のフォローアップ
07月12日(土) ダービー予測配信のフォローアップ −2
07月14日(月) 馬券予想理論(復刻)−12
07月16日(水) 馬券予想理論(復刻)−13
07月18日(金) 馬券予想理論(復刻)−14
07月24日(木) 馬券予想理論(復刻)−15
07月26日(土) News flash 7/26
07月28日(月) 馬券予想理論(復刻)−16
07月30日(水) 馬券予想理論(復刻)−17

News flash 7/02 [2003年07月02日(水)] 
【ZFLAGP・新賭式応用】
 
*新賭式馬券への応用/03年−16でフォローアップしたZFLAGPの買い目をそのまま三連複に変換する方式の的中レース。
 
6月28日 函館6R
 
三連複変換買い目 3番・7番・12番・13番の4点ボックス。
 
三連複結果 3番−7番−12番 11880円 的中
 
※ZFLAGPの買い目は馬連11900円的中
 

*新賭式馬券への応用/03年−9でフォローアップしたZFLAGP・馬単穴馬券暫定攻略ルールの戦術bR優先大穴パターン的中レース。
 
6月28日 阪神8R
 
馬単買い目 軸馬:8番(戦術bR◎)から10点流し。
 
馬単結果 8番→4番 118090円 的中
 
※ZFLAGPの買い目は単勝2120円的中
 
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【有料「暗号情報メール」新規会員募集】
 
当コーナーの6月24日分の記事の通り、お申し込みのお問い合わせは7月4日(金)までで締め切りとさせていただきます。ご希望の方は同日までにお問い合わせください。
 
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【2003年・統合予想】
 
こちらも募集予定数満了に近いため、まもなく募集締め切りの予定です。統合予想に関するお問い合わせは、トップページ「情報メール」メニューの有料情報メール配信の項目をご参照ください。
 

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馬券予想理論(復刻)−11 [2003年07月04日(金)] 
馬券予想理論(復刻)−9・10 で解説した、1番人気馬が負ける確率が高いレースで「どの馬を狙うか」という点について、昨年掲載した「ZFLAGPの活用」シリーズを復刻編集する形で解説いたします。
 
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【ZFLAGP 高配当的中戦術の展開】
 
ZFLAGPの予想データの中では、再三解説している通り穴馬券の指標となっている「戦術 bR◎〇の馬」が高配当馬券に絡むケースが多くなっています。
 
計算上は全ての戦術 bR◎〇の馬を狙ってもトータル黒字にする方法はありますが、実際には大きな連敗の可能性があり、資金繰りという意味で現実的ではありません。
 
そこで、馬券予想理論(復刻)−9・10 で解説した1番人気馬が負ける確率が高いレースで狙うという手法が効率の良い絞り込みとなるわけですが、その中から更に有力馬を探るためには以下のような考え方があります。
 
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【具体的な方向性】
 
まず、指定時刻の「単勝予想配当≧馬連人気順位>単勝人気順位>複勝人気順位」成り立っているか、またはそれに近いパターンの馬の場合比較的確率が良くなります。
 
但し、こうしたタイプについても全てを狙うのではなく、複勝オッズの数値や、馬連人気順位で足切りをすることで、より実戦的な確率とすることが出来ます。すなわち、その「シキイ値」を研究すれば良いわけです。
 
また、戦術 bR◎〇の馬の中に、稀に「複勝の人気順位が1位」という馬がいますが、こうした馬は好走確率が高くなっています。「複勝の人気順位が2位または3位の馬」も有力です。
 
より精緻に指定時刻馬連配当が**倍から**倍の間というような絞込み方で「雑音」を除去し、同じく単勝予想配当が**倍から**倍の間という設定で、馬連過少投票馬や愛馬投票の集積的のタイプをカットすれば更に効率が良くなります。
 
※ 具体的な適用事例については次回以降に取り上げます。
 

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【備 考】
 
「戦術 bR◎〇の馬で複勝の人気順位が1位」というタイプは不発に終わった場合「暗号馬の鍵」である可能性が高いといえます。その点は「暗号情報メール」などで解説しております。

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News flash 7/08 [2003年07月08日(火)] 
【チェックメイト・新賭式応用】
 
2−C+1−B+1−C/3点基本指定対象レースについて、馬連の買い目BOX3点をそのまま三連複1点に変換方式による最近の的中実績です。
 
−6月28日分−
福島 6R  890円 (1点)      
 
−6月29日分−
函館11R  600円 (1点) 
福島 6R 1110円 (1点)   
阪神10R 1190円 (1点)
 
−7月5日分−
函館 2R  460円 (1点) 
函館 5R  610円 (1点) 
福島 4R  690円 (1点)  
 
−7月6日分−
福島 6R  740円 (1点)   
 
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【有料「暗号情報メール」一般会員募集締め切り】
 
7月4日(金)までで締め切りとさせていただきました。今後はZシリーズのシェアソフトへ新規にご登録いただいた方のみを対象とした募集となります。
 
尚、統合予想はお申し込みを受け付けておりますが、こちらも募集予定数満了に近いためまもなく募集締め切りの予定です。統合予想に関するお問い合わせは、トップページ「情報メール」メニューの有料情報メール配信の項目をご参照ください。
 
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【toto&競馬情報メール/今後の配信予定】
 

・ toto&競馬情報メール−98…7月12日(土)・午前11時50分
  無料当日予想・・後半レース確率重視推奨馬/翌日メインレース推奨馬 他 
 
・ toto&競馬情報メール−99…7月17日(木)・深夜
  第90回toto予想 馬券戦術の解説
  予想結果の集計 他
 
・ toto&競馬情報メール−100…7月19日(土)・午前11時50分
  無料当日予想・・後半レース確率重視推奨馬/翌日メインレース推奨馬 他 
 
・ toto&競馬情報メール−101…7月26日(土)・午前11時50分
  無料当日予想・・後半レース確率重視推奨馬/翌日メインレース推奨馬 他 
 
toto&競馬情報メールは無料です。登録方法については、トップページ「情報メール」メニューの無料情報メール配信の項目をご参照ください。

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ダービー予測配信のフォローアップ [2003年07月10日(木)] 
5月30日統合予想情報メール−58に掲載したダービーのチェックメイト予測データ及び関連記事について結果をフォローアップ致します。
 
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【ダービー/予測情報の概略】
 
チェックメイト予測データの記事を編集の上再掲載致します。
 
× × × × ×
 
*ダービー用分析時刻指数
 X値<3.7> Y値<128> T値<3>
 
この指数構成は、高度暗号ユーザーの方にはお馴染みですが、明確な単複の過剰投票馬がいないと人気馬が2頭馬券に絡み順当に収まりやすい指数構成です。
 
従って、人気の中心13番、1番の2頭と連勝式でそれに続く3番、単複で続く5番が注目されます。
 
*ダービー用分析時刻馬連人気順位
 1位… 13番
 2位…  1番
 3位…  3番
 4位… 16番
 
*ダービー用分析時刻単勝人気順位
1番人気 13番 ネオユニバース   2.9倍
2番人気  1番 サクラプレジデント  3.8倍
3番人気  5番 エイシンチャンプ   6.4倍
4番人気  3番 ゼンノロブロイ   10.2倍
 
*ダービー用分析時刻複勝人気順位(最低値表示)
1番人気 13番 ネオユニバース   1.0倍
2番人気  1番 サクラプレジデント  1.4倍
3番人気  5番 エイシンチャンプ   1.9倍
4番人気  3番 ゼンノロブロイ    2.6倍
 
また、以下の前年のデータに比べると本年の方が集中度は緩やかで、「上位混戦型」といえます。
 
−前年のダービー用分析時刻単複人気−
 
*単勝人気順位
1番人気 3番 タニノギムレット   2.0倍
2番人気11番 シンボリクリスエス  6.8倍
3番人気 2番 ノーリーズン     7.6倍
4番人気 5番 アドマイヤドン   11.3倍
 
*複勝人気順位(最低値表示)
1番人気 3番 タニノギムレット   1.1倍
2番人気11番 シンボリクリスエス  1.5倍
3番人気 2番 ノーリーズン     1.8倍
4番人気 6番 テレグノシス     3.4倍
 
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【ダービー/結果】
 
2003年 6月1日・東京10R 日本ダービー/18頭
*ダービー用分析時刻指数
 X値<3.7> Y値<128> T値<3>
 
*結果(順位は当日指定時刻)
1着…馬連<1位> 単勝<1位> 複勝<1位>
2着…馬連<3位> 単勝<3位> 複勝<3位>
3着…馬連<7位> 単勝<7位> 複勝<7位>
馬連配当: 760円
馬単配当:1210円
三連複配当:5930円
1番人気馬の最終単勝配当=260円
 
前年と同様にやや人気薄の馬が3着となりましたが、馬連・馬単は順当で三連複も本命サイドの好配当というイメージの馬券でした。
 

 
−ダービー以降の類似指数事例−
 
2003年 6月28日・福島4R /14頭
*指定時刻指数(データ取得時刻 10:38)
 X値<3.8> Y値<132> T値<3> 
 
*結果
1着…馬連<1位> 単勝<1位> 複勝<1位>
2着…馬連<6位> 単勝<6位> 複勝<5位>
3着…馬連<3位> 単勝<4位> 複勝<4位>
馬連配当:2250円
馬単配当:2840円
三連複配当:2920円
1番人気馬の最終単勝配当=150円
 
2着は単複過剰投タイプで、一般レースではこのように馬連・馬単が本命サイドの好配当となる決着も多くなっています。
 
T値が2または5になるか、Y値がもう少し高くなると本命傾向が強まります。

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ダービー予測配信のフォローアップ −2 [2003年07月12日(土)] 
前回に続き、ダービーのチェックメイト予測データの応用的なフォローアップを致します。
 
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【ダービー/類似指数レースの特色】
 
*ダービー用分析時刻指数
 X値<3.7> Y値<128> T値<3>
 
この指数構成に近いレースを検証するため以下の設定とします。
 
*シキイ値設定
 X値<3.2-4.2> Y値<120-140> T値<3>
 
過去3年間遡ると対象となるレースが25レースありますが、特にワイド3点買いの実績が良くなっており、三連複への応用に向いているといえます。
 
☆過去3年類似指数検証
 (2000年8月〜2003年7月)
 
対象レース:25レース
的中レース:20レース (的中率80%)
的中点数:30点
3点買い3点的中レース=5レース
 
チェックメイト買い目:75点
払い戻し合計:79.7
チェックメイト回収率:106%
 
−年度別回収率−
2000年:118%
2001年:165%
2002年: 90%
2003年: 41%
 
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【指数設定の応用】
 
前回分の最後で「T値が2または5になるか、Y値がもう少し高くなると本命傾向が強まります」と解説しましたが、その中のT値=2のパターンについて検証します。
 
*シキイ値設定
 X値<3.2-4.2> Y値<120-140> T値<2>
 
*買い目点数設定
 本命狙いとなるので1点目の1点買い設定。
 
こちらは過去1年半で対象となるレースが29レースありますが、馬連で好成績となっています。
 
☆過去3年類似指数検証
 (2002年1月〜2003年7月)
 
対象レース:29レース
的中レース:10レース (的中率34%)
 
チェックメイト買い目:29点
払い戻し合計:36.7
チェックメイト回収率:127%
 
−年度別回収率−
2002年:136%
2003年:115%

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馬券予想理論(復刻)−12 [2003年07月14日(月)] 
以前に当コーナーへ掲載した馬券予想理論解説の再編集復刻版の12回目です。
前回までやや具体的な馬券戦術に類いする内容を掲載しましたが、今回は約2年前に掲載した「風水」について取り上げた記事の復刻、再編集掲載です。
 
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【馬券予想と風水】
 
馬券予想理論(復刻)−7で解説した通り、プロフェッショナル・ギャンブラーたるものは、極めて合理的かつ柔軟な思考技術を要求される。
 
その要求に応える私のギャンブル技術を支える学問上の専門は、「数理統計学」という客観性の極北にあるような分野である。しかし、その一方で私は合理性、客観性とは対極にある、プロの風水(占い)師でもある。
 
今回は、なぜ一見すると賭けの技術とは相反するような分野である占い(風水)について、香港まで出向いて深く研究し、身につける必要があったのかについて簡単に説明したいと思う。
 
その理由は大別して3つあるが、まず1点目はギャンブル技術の補完という意味合いである。すなわち、日本のギャンブルにおける「出馬表暗号」の設定は、東洋暦、いわゆる旧(太陰)暦をコードブックとしており、吉凶判断術である陰陽道、開運術である風水学などを解読キーとしているので占暦の知識が攻略に際して必要であると判断したからだ。
 
この前提の延長戦上にある理論は、ここ最近だけでもラジオ短波賞やマーメイドSを簡単に攻略しており、特に暗号系統の情報メールを購読していただいているユーザーの方には威力を実感していただけていることと思う。
 
2点目は、プロレベルになると運(ツキ)とは何であるか、運(ツキ)を掴む秘訣、運(ツキ)の活用などについて深く考えることになるので、そのセオリーを知るためである。
従って、私は占いの応用分野としては開運術である風水を特に専門としている。
 
「運(ツキ)掴む」という表現は甚だ漠然としてものであるが、現代風に表現するならば、「潜在意識の声なき声による判断に如何に的確に従うか」というようなことである。尚、「競馬奥義」の中ではこの点について解説を加えている。
 
また、幸運の女神に好かれるためには、「自分が絶対に正しい」と思い込むことなく、謙虚に、そして信念を持ち物事を判断する必要があるが、この過信を戒める手段としても占い(風水)を活用しており、これが3点目の目的である。
 
古人の知恵の集積である占い(風水)に通暁することにより、合理性、客観性を過信することなく、内面のバランスを取って幸運の女神を逃さないようにしよう、という狙いであり、通常こうしたことには占い師を活用するのであるが、私の場合、1点目の理由があるので、自らが専門家となったわけである。

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馬券予想理論(復刻)−13 [2003年07月16日(水)] 
当コーナーでは、他の競走競技を通してスポーツとしての競馬の本質を探る記事を何回か掲載しておりますので、主なものを加筆再編集の上復刻いたします。
 
尚、競技の本質として競馬に最も近いのは自転車のピスト競技スプリントですが、その点については付加価値の高い情報なのでweb公開はせずメール配信の中で解説いたします。
 
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【女子マラソンが教えてくれること−1】
 
 メジャーなスポーツは、様々な意味で競馬予想に多くの示唆を与えてくれるが、陸上、水泳、スピードスケート、距離スキー、自転車などの競走競技のセオリーには、直接的に役立つ事柄も多い。また、逆にそれらの競技を競馬のセオリーで予測することも可能である。
今回はその競走競技中から陸上の女子マラソンについて取り上げてみたい。
 
2000年シドニー五輪での高橋尚子選手が金メダル獲得金メダルを獲得した際、レース後の小出監督のコメントには注目すべき点が幾つかあった。その一つを挙げると、当時小出氏は記録(タイム)について、「高橋尚子は平坦コース、イーブンペースなら世界最高タイムなんて、いつでも出すことが出来る」と豪語している。
 
その後高橋尚子選手は2001年のベルリンマラソンで小出監督の言の通り当時の世界最高記録で優勝している。(2002年も出場し2連覇)
 
小出監督の言は裏を返せば、陸上競技の中・長距離ではイーブンペースで流れると良いタイムが出るものの、それは選手の地力を一面的にしか示しておらず、強い選手とは、「レベルの高いレースで、駆け引きによる激しいペースの上げ下げの中を、生き残って勝ちきる選手のことである」、ことを意味している。
   
すなわち、この原則を競馬に当て嵌めるならば、一般に良く用いられる勝ちタイムだけでの実力評価、予想というのは一部の条件を除いては実は余り意味がないということである。実際馬券のプロは勝ちタイムによって馬を評価することはせず、ラップによりタイムの価値を判断することが通例である。小出氏の発言は正しくタイムに対するこうした考え方の必要性を裏書するものといえるだろう。
 
ところで、シドニーではレース前の時点で高橋尚子選手は競馬で言えば▲(3番手)評価であった。◎(1番手)評価は追い込み及ばず銀メダルに終わったルーマニアのシモン選手。彼女の敗因は、月経周期による体調不良と伝えられているが、類似したことは競馬の世界でも良くある。言うまでも無く、春先から初夏にかけての牝馬のフケ(発情期)であり、該当する時期の馬券作戦では常に注意が必要である。
 
また、○(2番手)評価はケニアのロルーペ選手だったが、この選手は「臨戦過程」が立て込んでいて、牝馬(女性)は特にレース間隔が重要、とのスポーツとしての競走(競馬)常識からは消しの感があった。ただ、高橋尚子選手も過去1年の出場回数は1回で問題ないものの、世界選手権が当日出場取り消しで、その結果名古屋女子マラソンから本番までの間隔が短く、順調さを欠く感は否めなかった。
 
しかも、世界選手権を取り消したため、競馬に例えればGVのアジア大会の経験しかない状態で、GTのオリンピックに出走することになった。これは、上級条件ではクラス経験が重要であり、いきなり2クラス上への挑戦は厳しい、というスポーツとしての競走(競馬)常識からは疑問も残るところであった。にもかかわらず金メダルが取れたということは、頭抜けて強いということである。
 
中央競馬の予想には「短期間の3連勝馬は強い」との格言があるが、これは中央競馬では勝つとクラスが上がるので、3連勝とは元いた条件の2つ上のクラスまで一気に勝ったということであり、成し遂げた馬は相当に強い、ということを意味している。つまり、国際大レース経験なしでオリンピックを勝った高橋尚子選手は相当に強く、予想通りその後も連勝を続けている。調整が順調に進めばアテネでも上位争いは必至であると考えられる。
 
ところで、この高橋選手は笠松競馬場に程近い岐阜市の出身であり、育った水、練習の環境ともに一時中央競馬での活躍が目立った笠松競馬出身の馬に相通ずるものがある。高橋選手と笠松所属馬の強さと相通ずるものが有るのかも知れないと考え、高橋選手とオグリキャップをオーバーラップさせることは競馬ファンにとってロマンのある話であろう。
 
ところで、上記に勝ちタイムだけでの実力評価、予想というのは一部の条件を除いては実は余り意味がない、と書いたが、その一部の条件、すなわち「他の馬に勝つ総合能力」≒「平均速度の優劣」という条件のレースでは勝ちタイムも重要な予想の要素となる。
それがどのような条件であるかは、高度なメール情報で再々解説している。

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馬券予想理論(復刻)−14 [2003年07月18日(金)] 
前回に続き、他の競走競技を通してスポーツとしての競馬の本質を探る記事の中から女子マラソン編を加筆再編集の上復刻いたします。
 
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 シェアソフトZFLAGPに添付した「競馬の奥義」の「格言2」の中で具体的に解説したが、競走馬が全力を尽くして戦った場合、その筋肉、循環器、細胞レベルの快復には、それぞれに必要な日数がある。そしてその日数を元にどの程度の力を発揮することが可能であるか、という視点から出走馬の臨戦過程を評価することが競馬予想の一つの基本であり、牝馬の場合は特にこの基本が重要となる。
 
人間の女性の場合も同様で、マラソンのような耐久競技の場合、循環器、細胞レベルでの快復度合いが、力を発揮出来るか否かの目安となる。快復にに必要な具体的日数の詳細については、「競馬の奥義」或いは情報メールの中のみでの公開とさせていただくが、簡略した結論だけ述べておくと、女子マラソン選手の場合、力を出し切るためには少なくとも前回の勝負レースから概略224日は間隔を空けた方が良いといわれている。
 
さて、前回はシドニー五輪について述べたので、今度はアトランタ五輪について、そのレース間隔というポイントを踏まえて、競馬予想的視点からの解説を加えて見たい。アトランタ五輪の女子マラソン予想は比較的簡単であったといえる。その理由は2つあり、1つは、直前のオリンピックであるバロセロナとマラソンの開催条件が類似しており、かつ前回の1・2着選手、競馬風に言えば「格上選手が複数」出場していたことである。
 
開催条件の類似とはすなわち、夏季開催の高温レースでかつ坂の多いコース設定であったことである。競馬でも直線に坂のある、東京、中山、阪神、とその他の競馬場の実績は分けて考えなければならないが、マラソンでも特に勝敗重視で駆け引きの厳しいオリンピックではアップダウンの有無は大きなポイントである。また、競馬では同条件レースの連対経験馬が上位人気を占めていれば、馬券的に堅く収まる傾向が強いが、この点はマラソンでも同じである。
 
2つ目のポイントは、バロセロナの@・A着、ロシアのエゴロワ選手と日本の有森裕子選手が共に万全の状態で出走して来たことである。両選手ともに年齢的に下降期ではなかったし、前回の五輪出場権獲得レースからの間隔はエゴロワ選手12ヶ月、有森裕子選手11ヶ月と標準の224日以上で全く問題がなかった。予想としては、この2強を脅かす新勢力(上がり馬)がいるか否かを考えればよいレースであったといえるだろう。
 
その点について、バロセロナとの類似条件を基本に検討すると、有力な国際レースで勝利を収めかつ高温、アップダウンのレースで実績を残し、五輪出走権獲得レースからは概略224日は間隔の空いている選手が一人だけおり、エチオピアのロバ選手であった。
 
ロバ選手はアトランタ五輪の前年9月に行われたローママラソンの覇者で、そのレースで代表を確実にしている。そして、そのローママラソンは高温、アップダウンのある国際マラソンで、アトランタからは約10ヶ月前であるから、正にロバ選手こそが唯一新勢力(上がり馬)としてエゴロワ−有森ラインを崩す可能性を予見出来た選手なのである。
 
つまり、ロバ選手の快走は当時の実況アナウンサーが連呼したほどに意外な結果ではない。また、エゴロワ選手のA着と有森裕子選手のB着は予想通りの結果と言えるだろう。一方、アトランタ五輪では、その年の冬から春に好タイムで3勝していた、ドイツのピピヒ選手が注目を集めていた。しかし、224日というスパンで考えて4回目のレースでは走り過ぎであった。
 
また、ピピヒ選手の場合、勝ったレースも平坦コースのイーブンペースばかりなので、「コース適性」にも疑問が残り、予想通りに途中棄権という結果であった。世界選手権の優勝経験者である日本の浅利純子選手も期待されたが、五輪出走権獲得レースから180日程度の間隔の出走で脚部不安と相俟って少し厳しかったようである。
 
このアトランタでの有森裕子選手の健闘が教えてくれるものは、トップクラス(G1級)のレースでは、正しいスポーツ的な知識により、実績(格)に基づく骨太の予想を行えば、大きくは外れないということである。

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馬券予想理論(復刻)−15 [2003年07月24日(木)] 
他の競走競技を通してスポーツとしての競馬の本質を探るという趣旨記事の中から、女子マラソン編を加筆再編集の上復刻する3回目です。
 
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【女子マラソンが教えてくれること−3】
 
1回目はシドニー五輪(高橋尚子選手)、2回目はアトランタ五輪(有森裕子選手)を実例として、陸上競技の女子マラソンのセオリーが示唆する競馬予想のポイントについて解説したが、その続編として2001年の世界陸上について取り上げてみたい。
 
賞金レースの都市マラソンの場合は順位と同時に記録が重要となるので、ペースメーカーとなる選手が参戦し、30キロ辺りまで風圧を引き受けつつイーブンペース引っ張りスター選手をサポートする。しかし、ペースメーカー使えない五輪、世界選手権といった真剣勝負で順位を争うレースになると、各選手がお互いの仕掛けを読みあいながらの展開となり、競馬の大レースと予想のポイントが似てくる。
 
つまり、順位を争うマラソンは、スローペースの展開の中でペースを上げ下げして、自分より先に相手を疲れさせ、脱落させようとする駆け引きが重要となるので、結果の予想をする場合に最も重視すべきポイントは、競馬のG1レースと同様に、強敵相手のレース実績の有無である。
 
但し、世界選手権には五輪ほどのステータスがなく、経験不足の選手でも素質で通じる傾向がある。欧米ではロード耐久レースは、ツールドフランスに代表される自転車競技が標準で、マラソンは自転車に比べスピード感に欠け、耐久レースとしては時間も短いので、日本ほどの人気競技ではない。また、マラソンは年に多数のレースを走ることが出来る競技ではない。
 
つまり、有力なスポンサーを獲得することは簡単ではなく数でも稼げないという意味でプロ的な活動が難しいので、日本など一部の国を除けば有力選手は勝てば以降のプラスが大きい五輪以外は条件の良い都市マラソンレースを選択する傾向が強く、その結果世界選手権はややグレードが下がるのである。
 
2001年も地力bPといわれたテグラ・ロルーペ、五輪2着のジョイス・チェプチュンバ、その他キャサリン・デレバ、ローナ・キプラガトといった有力選手が賞金マラソンを目指して世界選手権を回避したため、レースの水準がかなり下がることが予想された。
 
これに対し日本では、マラソン、駅伝がTV放映で高視聴率を獲得する人気競技であり、またプロに加えて企業アマという形態を持つので毎回世界選手権での日本選手の勝負気配は高く、レベルが下がる分成績も五輪より一段良い。
 
そうした読みから、2001年の世界選手権女子マラソンに参加した日本勢には、十分なレース経験を持つ選手はいなかったものの、勝負度合いから上位を争うと予想された。
 
日本選手の中では、まずその年の大阪女子マラソンを初マラソンながら好時計で勝った渋井陽子選手が期待されたが、素質が高いとはいえ、冬場の平坦マラソン楽勝1回のみの経験ではさすがに厳しいものがあり4着に止まった。経験不足ながら素質を買われて1番人気となった馬が4着に敗退するのは牝馬のG1・桜花賞の定番であるが、よく似たイメージの結果であるといえるだろう。(続く)

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News flash 7/26 [2003年07月26日(土)] 
予想情報メール関係の結果とお知らせです。
 
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【toto&競馬情報メール/無料予想推奨馬結果】
 
7月26日分の結果です。
メインレースの推奨馬は27日分の予想を含むので、
別途にまとめて結果を掲示いたします。
 
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函館 6R
推奨馬: 7番 フジデトリアーノ 3番人気 3着
複勝180円
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函館12R
推奨馬: 3番 ロックコーション 5番人気 3着
複勝250円
===========================================
新潟 6R
推奨馬: 2番 ステルスエミオ 5番人気 5着
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新潟 7R
推奨馬: 7番 ゲイリーブリット 2番人気 2着
複勝140円
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小倉 8R
推奨馬: 7番 インパルスシチー 4番人気 6着
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小倉12R
推奨馬:12番 キョウワウィット 2番人気 2着
複勝210円
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【toto&競馬情報メール/8月度の配信予定】
 

−配信日程−
 
8月度は土・日交互に配信いたします。
 
・ toto&競馬情報メール−102…8月 3日(日)・午前11時50分
・ toto&競馬情報メール−103…8月 9日(土)・午前11時50分
・ toto&競馬情報メール−104…8月17日(日)・午前11時50分
・ toto&競馬情報メール−105…8月23日(土)・午前11時50分
・ toto&競馬情報メール−106…8月31日(日)・午前11時50分
 
−掲載内容−
 
従来通りの掲載内容ですが8月度は若干推奨馬の頭数を減らして、月間集計で好成績となるような方式を試験的に採用します。
 
尚、toto&競馬情報メールは無料です。登録方法については、トップページ「情報メール」メニューの無料情報メール配信の項目をご参照ください。
 
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【統合予想配信/結果ダイジェスト】
 
前日配信推奨馬(全10頭)の結果他です。
 
函館 9R10番 2着(複勝410円) 
函館11R 7番 3着(複勝120円)
新潟 5R 7番 9着
新潟10R 1番 1着(単勝150円・複勝100円) 
新潟11R 8番 2着(複勝330円) 
新潟12R10番 1着(単勝300円・複勝120円)
小倉 7R13番 3着(複勝340円)
小倉10R14番 2着(複勝100円)
小倉11R 4番 1着(単勝140円・複勝100円)
小倉12R 4番 5着
 
−三連複の主な好配当的中レース−
 
函館 9R 7390円 (10点予想で的中)
新潟11R 2840円 (少点数4点予想で的中)

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馬券予想理論(復刻)−16 [2003年07月28日(月)] 
他の競走競技を通してスポーツとしての競馬の本質を探るという趣旨記事の中から、女子マラソン編を加筆再編集の上復刻する4回目です。
 
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【女子マラソンが教えてくれること−4】
 
2001年の世界陸上で優勝候補筆頭と目されていたのは、有力選手の参加が少ない中で十分な実績が唯一備わっていたリディア・シモン選手である。
 
世界選手権で2回連続銅メダル、シドニー五輪では銀メダルと、強敵相手の真剣勝負度合いの高い駆け引き重視レースの戦績は頭一つ抜けており、夏の高温マラソン、坂コースの経験も豊富で、競馬に例えれば必要かつ十分な実績を持つ信頼出来る本命であったといえるだろう。
 
また、シモン選手は入着続きでそろそろ世界タイトルが欲しいところという見方が出来、アテネ五輪まで3年の間隔のあるここは勝負気配も十分であったが、レースでは同国の選手に前半アタック(逃げ仕掛け)させるロードレースの定石に沿った展開に持ち込み、予想通り完勝に成功した。ちなみに、競馬でも差しタイプが勝負馬のときは、先行タイプの援護馬にペースを作らせることは常套手段である。
 
このシモン選手と好勝負をした日本の土佐礼子選手は、4着の渋井選手と比べるとレース経験が豊富で、坂コース、夏マラソンの実績もあり見事に2着となった。ここで見逃せないのは、土佐、渋井選手が同じ企業のチームで一緒にトレーニングをしている、つまり競馬でいえば同厩舎の2頭出しだった点で、競馬でも経験不足を補うのに僚馬を出走させることは特に牝馬には効果が高いといわれている。
 
3着となったスベトラーナ・ザハロワ選手は、今年のロンドンマラソンでアレムやロルーペに先着しており、総合的にはシモン選手に次ぐ実績の持ち主であり順当な結果だったといえるだろう。逆に言えば、日本の土佐選手がこのザハロワ選手を抑えたのは、大健闘と見ることが出来る。
 
これに対し、男子マラソンで初の2時間5分台ランナーということで注目を集めたハリド・ハヌーシ選手は典型的な「危ない本命」であった。この選手は、初マラソンの1997年から2000年まで10月後半に自国で開催され、ペースメーカーが付けられるシカゴマラソン以外に出場していなかった。つまり、海外での強敵を相手に順位を争うレース、夏マラソン、坂コースの経験は全て欠けており、「持ち時計が良いだけ」という、競走競技の定石からは消したい本命であった。
 
良いタイムで走ることと、順位を争う、つまり相手よりも先にゴールすることには、本質的に異なる能力が必要であり、真剣勝負で順位を争う世界選手権では、持ち時計が良いだけでは実績として大した意味を持たない。これは競馬予想でも陥りやすい点で、競馬は多くのレース形態で他の馬より先にゴールする能力を争っているので、走破時計重視の予想では本質が見えないことが多い。
 
通常はタイム系統のデータを云々するならば、他の馬に先着する能力を示す指標に加工して用いる必要があるといえるだろう。但し、競馬の場合は「他の馬に勝つ総合能力」≒「平均速度の優劣」である番組カテゴリーも存在し、そのようなレースにおいては持ちタイムを基準とした指標が予想の標準となり得る。

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馬券予想理論(復刻)−17 [2003年07月30日(水)] 
他の競走競技を通してスポーツとしての競馬の本質を探るという趣旨記事の中から、女子マラソン編を加筆再編集の上復刻する5回目です。尚、来月パリで行われる第9回世界陸上の女子マラソンには日本から松岡理恵、野口みずき、大南敬美、千葉真子、坂本直子の五選手の出場が予定されていますが、展望記事などはtoto&競馬情報メールに記載します。
 
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【女子マラソンが教えてくれること−5】
 
馬券予想理論(復刻)−13 ではレース競技における記録(タイム)についての解説に関連して、高橋尚子選手が金メダルを取ったシドニー五輪の女子マラソンのレース後、小出監督が「平坦コース、イーブンペースなら世界最高タイムなんて、いつでも出すことが出来る」と豪語し、翌年のベルリンマラソンで高橋尚子選手が見事な平均ペースで快走してその発言を実証したことを紹介した。
 
この2001年のベルリンマラソンをTV観戦した方は実感されたことと思うが、馬券予想理論(復刻)−15に書いた通り、男女混合賞金レースの都市マラソンの場合は順位と同時に記録が売り物となるので、ペースメーカー兼風よけとなる選手がガードランナーとして参戦し、30キロ辺りまで風圧を引き受けつつイーブンペースで引っ張りスター選手をサポートしていた。
 
従って当時TVの解説をした増田明美さんも指摘していたが、こうしたレースと女子だけで順位を争う公式レースとは全く次元の異なるものであり、記録(タイム)を同列に判断することは出来ない。例えば、シドニー五輪の前の時点で、テグラ・ロルーペ選手は高橋尚子選手よりも1分以上早い持ち時計があったが、それはこのベルリンで記録されたものであり額面どおりには受け取れず、現実に高橋、シモンの前に完敗となった。
 
このシリーズの最初にも書いたが、これは競馬予想でも注意しなければならない点で、一般に良く用いられがちな走破持ち時計による実力評価、予想というのは実りが少ない場合が多く、一部のカテゴリーの競馬番組を除いては持ち時計については常に記録された状況と、ラップタイムにより価値を判断する必要があるといえる。
 
さて、高橋尚子選手はシドニー五輪は、初の「G1」挑戦であり、2001年のベルリンマラソンは同じく初の男女混合賞金レースの平坦都市マラソンであった。すなわち、経験が無いにもかかわらず、シドニーでは「駆け引きによる激しいペースの上げ下げの中を、生き残って勝ちきる」能力が、その時点で最も高いと言われていたシモン選手を破り、ベルリンでは当時の世界最高記録を樹立したのである。
 
つまり、高橋尚子選手は、この時点でレーススポーツの定石に照らすと女子マラソンでは圧倒的な存在であったわけだが、2年前に掲載した元の原稿では、高橋尚子選手の評価について「後は、現在99年東京国際女子マラソンの山口衛里選手の記録が認定されている、女子限定マラソンでの記録を大幅更新して優勝という履歴が加われば競馬でいえば《歴史的な名馬》という存在となる」と結んでいる。
 
高橋尚子選手は本年11月に行われるその東京国際女子マラソンに出場を予定しており、この結びの部分がいよいよ現実となるかどうかというところであるが、このレースはアテネ五輪の予選を兼ねており、上記の山口衛里選手も出場を予定しているので内容、結果が大変注目される。
 

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