ZKEIBA

 


かくて馬券は投資となる
2002年02月04日(月) 「かくて馬券は投資となる」より−1
2002年02月06日(水) 「かくて馬券は投資となる」より−2
2002年02月16日(土) 「かくて馬券は投資となる」より−3
2002年02月18日(月) 「かくて馬券は投資となる」より−4
2002年03月04日(月) 「かくて馬券は投資となる」より−5
2002年03月06日(水) 「かくて馬券は投資となる」より−6
2002年03月20日(水) 「かくて馬券は投資となる」より−7
2002年03月26日(火) 「かくて馬券は投資となる」より−8
2002年03月28日(木) 「かくて馬券は投資となる」より−9
2002年04月01日(月) 「かくて馬券は投資となる」より−10
2002年04月03日(水) 「かくて馬券は投資となる」より−11
2003年09月24日(水) 狙い馬リストアップ戦術
2003年10月12日(日) 馬券予想理論(復刻)−29
2003年10月14日(火) 馬券予想理論(復刻)−30
2003年10月16日(木) 馬券予想理論(復刻)−31
2004年02月12日(木) 馬券予想理論(復刻)−45
2005年05月28日(土) ダービー関連復刻記事
2006年03月 競馬の楽しみ方等06年3月

「かくて馬券は投資となる」より−1 [2002年02月04日(月)] 
このHPのZ−プロジェクトのコーナーの下段に画像をアップしてある、拙著「かくて馬券は投資となる」(ぶんか社 1995年刊)についてのお問い合わせを多数頂いているので、今後何回かに分けて紹介を兼ねた掲載内容のフォローアップをして行きたいと思う。

この本では、日本の競馬及びギャンブルの本質を解説すると共に、スポーツ的な分析からオッズ解析・暗号解読に至るまで、多岐の視点による馬券攻略戦術を解説しているが、今回はその中から馬券攻略につなげ易い「出目(連動)」についてフォローアップしておきたい。

この本では出目について「デジタル的な暗号」というスタンスで解説しているが、その実例の1つとして26頁に競馬番組の根幹から導いた出目連動表を掲載している。
※「競馬番組の根幹」が何を指すかは、この本またはZFLAGP搭載の「競馬奥義・別章」参照。

その頁の最初の行では、刊行した年である95年を事例として、その根拠と共に小倉競馬の和布刈特別と、東京競馬の京王杯スプリングCの枠連出目連動を示している。

95年 和布刈特別 枠連 7−7
95年 京王杯SC  枠連 2−7
※7枠が連動

この2つのレースについて、翌年以降の枠連の関係は以下の通りであった。(98年・99年は小倉競馬場改修のため例年の時期に開催無し)

96年 和布刈特別 枠連 7−8
96年 京王杯SC 枠連 7−8
※7・8枠が連動

97年 和布刈特別 枠連 7−8
97年 京王杯SC 枠連 6−7
※7枠が連動

00年 和布刈特別 枠連 5−8
00年 京王杯SC 枠連 7−8
※8枠が連動

01年 和布刈特別 枠連 5−8
01年 京王杯SC 枠連 7−8
※8枠が連動

以上の通り、単行本で指摘したパターンと同じ時期に開催された4年は予測通り全て枠連の連動が見られ、しかも同じ出目に極度に偏った結果となった。00年、01年は表記ミスではなく両レース全く同じ結果であり、この辺りに「根幹から導いた出目連動」の底力が見え隠れしているといえるだろう。(続く)

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−2 [2002年02月06日(水)]
前回に続き、、拙著「かくて馬券は投資となる」(ぶんか社 1995年刊)の26頁に掲載した図表のその後を解説する形で、競馬番組の根幹から導いた「出目(連動)」についてフォローアップしておきたい。

この出目連動一覧表(本では図表1−5)の眼目はダービーの出目を示唆するところにあり、95年の事例として中京競馬の熱田特別とダービーとの関係とその理論背景について解説している。

そのダービーと熱田特別であるが、翌年以降の枠連の関係は以下の通りとなった。

96年 熱田特別   枠連 2−4
96年 ダービー    枠連 2−7
※2枠が連動

97年 熱田特別   枠連 4−8
97年 ダービー    枠連 3−8
※8枠が連動

この後の98年・99年は小倉競馬場の改修による代替開催のため、熱田特別の開催時期が大きく変わり理論的にダービーとの関連は薄れると推測された。

更に、春の開催が平常に復した00年以降も熱田特別の開催時期は元に戻らず、競馬番組の根幹による出目理論では、替わりに同じく中京地区を代表する神社名が冠されたレースである伊勢特別が、ダービーと結びつく位置に収まったと考えらた。

00年 伊勢特別   枠連 2−3
00年 ダービー    枠連 1−2
※2枠が連動

01年 伊勢特別   枠連 5−5
01年 ダービー    枠連 5−8
※5枠が連動

予想に違わず、上記の通り過去2年は伊勢特別とダービーの枠連の出目は連動した。こうした考え方による本年のダービーの予測については、間際に「暗号情報メール」で解説を配信したいと思う。

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−3 [2002年02月16日(土)]
本日は、単行本では102頁の図表(2−9)で取上げている「出目連動」についてフォローアップしてみたい。該当頁で取上げている表の一部分を引用すると以下の通りである。

1995年 3月26日 
3回中山2日目/馬連の結果

1R 5−15 
2R 1−7*
3R 1−7*
4R 3−11
5R 7−10
6R 4−9

1995年 6月18日 
2回福島2日目/馬連の結果

1R 8−12 
2R 7−11
3R10−12
4R 5−6
5R 1−7*
6R 1−7*

1995年 9月10日 
4回中山2日目/馬連の結果

1R 1−8 
2R 3−8
3R 1−7*
4R 1−7*
5R 1−2
6R 8−10

スペースの関係で6Rまでの引用(元の表は全レース+集計)とさせていただいたが、この図表を掲載した趣旨は次の通りである。

・ある原則により「出目連動」を予測することが出来る。
・その原則によりこれらの開催日は「出目連動」する。
・馬連の出目としては理論的に「1」と「7」が注目される。
・現実に「1−7」だけでも、前半レースで各2回出現。

この「ある原則」についてここでは改めて明示しないが、暗号系というよりも競馬運営の基本として再々解説している事項なので、シェアソフト搭載の「競馬奥義」、あるいは各種情報メールの読者の皆様はお分かりいただけることと思う。(注目するべき出目の根拠は単行本に記載)

この原則を昨年の同一開催日に当てはめるとどうであったかについて、フォローアップしておきたい。現在は当時と若干番組体系が変わり、上記のタイミングについては阪神開催の方が、基本原則により以下のように四季繋げられて連動性が濃いと考えられるので、今回は阪神のメインレースを取上げて見ることとする。

2001年 3月25日 
2回阪神2日目/メインの結果

但馬ステークス 枠連 2−6 馬連 2−7

2001年 6月17日 
3回阪神2日目/メインの結果

プロキオンS 枠連 4−6 馬連 8−12

2001年 9月9日 
4回阪神2日目/メインの結果

セントウルS 枠連 1−6 馬連 1−8

2001年 12月2日 
5回阪神2日目/メインの結果

阪神ジュベナイルF 枠連 1−4 馬連 2−8

以上の通り、枠連は片目づつ連動して行き、阪神ジュベナイルFはプロキオンSとセントウルSの合成の目で決着した。また、この年の場合、馬連の出目としては理論的に「8」と「2」が注目であるが、4レース共にこの目が絡み、阪神ジュベナイルFはその組み合わせとなった。すなわち、単行本で示した原則は今も生きているのである。

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−4 [2002年02月18日(月)]
前回と同様の趣旨の「出目連動」について、今度は下記の単行本34頁で取上げている事例をフォローアップしてみたい。

1995年 3月18日 
2回中山7日目/特別R・枠連の結果

  9R 千葉ステークス 5−6 
10R 若葉ステークス 2−6
11R フラワーカップ  3−7

1995年 6月10日 
3回東京7日目/特別R・枠連の結果

  9R エーデルワイスステークス  6−7 
10R ジューンステークス 2−6
11R エプソムカップ    5−7

この両開催日は前回も触れた「ある原則」で結びつくが、上記の通り特別戦の枠連の出目は少なくとも片方が連動しており、尚且つ6月10日の全ての出目は3月18日に出た目の範囲で決まっている。

何故このようなセットでの「出目連動」解読が可能であるかというと、この両開催日については共に土曜にもかかわらずメインがGレースである、レース名の後半が共通といった特徴があるからだ。

つまり、開催日が「ある原則」で結びついた上に、名称などの競馬番組上の共通点があると、レース単位の「出目連動」を読むことが出来る可能性が高いのである。

2001年 
3回阪神/プロキオンS 枠連 4−6 馬連 8−12
4回阪神/セントウルS 枠連 1−6 馬連 1−8
5回阪神/阪神J・F・S 枠連 1−4 馬連 2−8

例えば前回例示した4つのレースの内、Gレースでかつレース名の後半が共通の上記3レースについては、枠連は出目が3つしかない濃厚な繋がり、馬連も8番連動となっている。

2001年 2月11日 
1回小倉6日目/11Rの結果

火の山特別 枠連 4−6 馬連 8−12

2001年 5月6日 
2回東京6日目/12Rの結果

八ヶ岳特別 枠連 6−6 馬連 11−12

2001年 7月29日 
2回小倉6日目/メインの結果

桜島特別  枠連 6−7 馬連 10−12

別の事例を紹介すると、以上のレースは「ある原則」で結びついている3開催日の中から、レース番号とは関係なく、火の山特別を先頭に、八ヶ岳特別(八ヶ岳は火山群)、桜島特別(桜島は活火山)、と火山関連+特別というレースを抜き出したものであるが、6枠、12番で綺麗に連動している。(次回へ続く)

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−5 [2002年03月04日(月)] 
競走馬が全力を尽くして戦った場合、その筋肉、循環器、細胞レベルの快復にはそれぞれの平均値があり、競馬番組の設定はその日数を基本としている。この原則を踏まえて特定の間隔で関連付けられている類似条件のレースは、同じ馬が活躍する可能性が高い。

以上の点は単行本の主要な論点であるが、昨年の競馬から典型的な事例をあげると、間隔が基本設定通り、同じ距離のGレース、、後の開催の方が格上、という番組上極めて密接な関係と判断される7月15日の北九州記念と10月7日の毎日王冠は同じ馬の1着・2着であった。

7月15日 小倉11R 北九州記念G3
1着 エイシンプレストン
2着 ロサード

10月7日 東京11R 毎日王冠G2
1着 エイシンプレストン
2着 ロサード

前回までに競馬番組の根幹から導いた出目連動について、単行本の記載した内容が現在でも生きていることを実証する事例を幾つか紹介したが、その「根幹」とは、この競走馬の運動生理を背景に競馬番組の基本となっている日数のことである。従って、上記の2レースは当然の如く出目が連動している。

7月15日 小倉11R 北九州記念G3
枠連 2−7
馬連 2−7 

10月7日 東京11R 毎日王冠G2
枠連 2−8 
馬連 2−12 

ところで、毎日王冠については、出目連動を例示した単行本40頁の図表1−10で、1995年の次のようなデータを掲載している。図表1−10の趣旨は幾つかあるが、例えば以下のように「裏開催メインレースと特定日数後の関東主開催メインレースの連動」が読み取れるようになっている。

1994年 11月6日 福島11R 
福島民友C  枠連 2−6
   ↓
1995年 1月29日 東京11R 
クイーンC  枠連 1−6

1995年 1月29日 小倉11R 
関門橋S  枠連 8−8
   ↓
1995年 4月23日 東京11R 
スイートピーS  枠連 5−8

1995年 4月23日 福島11R 
谷川岳S  枠連 2−3
   ↓
1995年 7月16日 福島11R 
福島民報杯  枠連 2−4

1995年 7月16日 札幌11R 
札幌スプリントS  枠連 1−6
   ↓
1995年 10月8日 東京11R 
毎日王冠     枠連 ?−?

単行本は1995年の9月中旬に脱稿しており、毎日王冠の結果は執筆時点では分からなかったので、図表1−10にはその出目は記載していないが、結果をフォローアップしておくと以下の通りで札幌スプリントSと連動した。

1995年 10月8日 東京11R 
毎日王冠 
枠連 5−6 2100円

このレースは6枠10番の人気薄馬スガノオージが重馬場を利して逃げ切り、馬連は200倍馬券となったが、1枠と6枠の馬は全て人気薄であり、出目連動を参考に人気サイドの有力馬から1枠と6枠へ馬券を組めば攻略出来る
パターンであった。

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−6 [2002年03月06日(水)]
前回まで出目連動について、単行本「かくて馬券は投資となる」の内容の紹介を兼ねながらフォローアップしてきたが、本にはそこから一歩進めた応用手法も掲載している。そこで、本日はその中から、「ある原則」で結びついている開催日の出馬表を対比してそこからヒントを得る、という部分を解説してみたい。

単行本の45頁、図表1−12の前半部分には「騎手大連動の秘密」と題した一覧を掲載しているが、主要部分を引用すると以下の通りである。

*選定条件:
・当該開催日の出馬表と「ある原則」により結びつく開催日の
  出馬表を対比する。
・2つの出馬表で「同じレース番号の同じ馬番、不在なら枠番」
  に騎乗している騎手をピックアップする。
・対象の中で、「ある原則」により結びつく開催日の当該の
  レースで馬券に絡んでいない騎手を今回の狙いとする。

*1995年7月23日・福島競馬の対象
  1R 吉田  豊 4枠4番 5番人気 2着
  7R 藤原英幸 1枠1番 3番人気 2着
11R 小野次郎 1枠1番 5番人気 1着
(翌開催日以降省略)

この手法を昨年の全く同じタイミングの開催日に適用すると以下の結果となった。単行本に掲載した1995年には及ばないものの、穴馬券を含み5頭中4頭が馬券になるまずまずの成績であり、単行本で示した原則は、この部分でも生きているといえるであろう。

*2001年7月22日・新潟競馬の対象
  2R 江田照男 1枠 2番 8番人気 1着
  6R 郷原洋司 1枠 1番 6番人気 5着
  7R 柴田善臣 6枠 8番 2番人気 1着
10R 後藤浩輝 1枠 1番 6番人気 3着
12R 蛯名正義 7枠15番 3番人気 3着

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−7 [2002年03月20日(水)]
当HPのZ−プロジェクトコーナーの下段で紹介している、拙著「かくて馬券は投資となる」(ぶんか社 1995年刊)について多くのお問い合わせを頂いたことを契機に、本年よりこのコーナーにその内容のフォローアップを掲載しているが、前回までは馬券攻略につなげ易い「出目(連動)」について主に紹介してきた。

今回からは趣向を変え、「スポーツ的な解析」からの馬券攻略について取上げてみたい。
まず、単行本の袋とじ部分では、競走馬の戦績を合理的に分析することで効率良く穴馬券を的中させる手段と、その根拠について詳しく解説している。(単行本ではエグゼクティブシステムと呼称)

その予想手順などについては、より洗練した形で今後公開するソフトに搭載する「競馬奥義」へ再掲するが、単行本にはその実践例として解説に続いて、発売後に人気薄で連対し馬連の穴馬券を出す可能性が高い馬をリストアップした「万馬券供給馬リスト(全20頭)」を掲載した。

単行本の発売から既に6年半を経過したので、そのリストアップした馬が実際に万馬券を出したか否かをフォローアップすると、リストアップ対象馬が人気の中心となり相手馬が人気薄で万馬券というケースは除いて、馬連万馬券に絡んだのは以下の5回であった。

対象馬が人気薄で連対したが、相手が人気の中心であったため万馬券にはならなかったが馬連の穴馬券(40倍以上)に絡んだという馬が他に5頭おり、全体としてリストの機能はまずまずであった。今後、折りを見て「toto&競馬情報メール」にこうしたリストを掲載する予定である。

−馬連万馬券に絡んだ馬−

アプロディール
  97年 4回東京7日目 12R 19110円

サロンミュージック
  96年 3回東京1日目  9R 14830円

センボンザクラ
  96年 2回札幌7日目 10R 15250円

ファインシュート
  95年 2回新潟8日目  5R 12830円

リンデンバウム
  99年 4回中山4日目  8R 14630円

−人気薄で連対し穴馬券−

・マイネルアイオロス
・マルタカサドラーズ
・ワカサンボーイ
・ティーエムビガー
・シンオーキッド

※ 97年/BSNオーブン・年2回新潟7日目11Rは、リストアップ馬同士の決着で50倍。

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−8 [2002年03月26日(火)] 
この単行本では幾つかトピック記事を掲載しているが、今回はサッカーを通して馬券戦術について解説した部分を再編集し、2回に分けてご紹介してみたい。
 
−サッカー好きのキミ、競馬はこう勝て−
 
今年は横浜でW杯決勝が行われるが、そこへ進出するレベルの国のサッカーの質を馬券上級者の技量に置き換えて見ると以下のようなイメージである。
 
・マラドーナ全盛の86年アルゼンチンのように傑出した選手を軸としたチームは、独自の優れた馬券作戦を持つ勝負師。
 
・前回優勝、今回も本命視される要所に好選手を万遍なく配し、トータルで高レベルのサッカーを展開するフランスのようなチームは、インサイダー情報に強く裏表を知り尽くした馬券師。
 
・高い個人技の選手を揃え技術で相手を翻弄していくブラジルは、さまざまな戦術を状況に合わせて使いこなす馬券プロ。
 
・相手にスペースを与えない厳しいプレスから速攻を仕掛けるイタリア型は、予想よりも買い方に長けた馬券生活者。
 
このコラムをお読みいただいている皆さんの中には、こうした馬券上級者の方もおられることと思うが、数としては初級から中級レベルの方が多いのではないかと推察される。馬券の初・中級者は、プロ級の馬券上級者に対しては、いわば格下の存在である。サッカーで格下のとるべき戦術は・・・。
 
そう、固く守ってカウンター狙いだ。馬券で固く守るとは主観に頼って多額の馬券、多くのレースを買わないことであり、カウンター狙いとは数が少なくとも単純で確率の高い独自の予想法を身につけることである。対象は月に数レースというレベルでも良いから、ともかく最初は手を広げず自分なりに一つの予想法をマスターする、サッカーでいえば守備を固めトップに好選手を配置することが勝利への道である。
 
やがて経験を積んで馬券の技量がアップすれば、上記したような高度でかつ自分に合った馬券戦術に切り替えてW杯クラスを目指せば良い。最初に勝利を目指すところから出発しないと、良いサッカーするんだけど勝てない、すなわち予想はいい線なんだが馬券に結びつかない状況になって、最終レース1着−3着でオケラという94年W杯予選「ドーハの悲劇」を何度も体験することになる。(続く)

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−9 [2002年03月28日(木)] 
サッカーには「得点感覚」という表現がある。これと競馬の「馬券で勝つ感覚」は非常によく似ている。
 
最も平易な馬券勝利法をサッカーの「得点感覚」に例えると、「極端にポジティプな思考によるポジションニングで点を取る」方向性である。20年以上のサッカーファンならご存知の82年W杯のヒーロー、イタリアの点取り屋ロッシのイメージだ。
 
90分の試合中、とにかく「次にこうなれば点が取れる」という、ある種都合の良い予測に基づきポジションを取りつづける。もちろん、ディフェンスとの兼ね合いがあるからその動きの大半は無駄になり、試合の殆どの時間で「消えて」いることになるが、予想が当った決定機にシュートの技術が伴っていれば得点出来るわけだ。
 
その決定機を数多く嗅ぎ取ることが出来る資質が「得点感覚」の良さある。馬券で勝つためにも同様で、「どこかで必ず当る」と信じるに足る戦術を創案しそれを徹底することが勝利への基本であり、その当る瞬間を見極める勘、技術が馬券における「得点感覚」である。その都度の結果で方針を転換していては勝利は覚束ないことは言うまでも無い。
 
ところで、Jリーグ発足後かなりの専門的なサッカー馬名の馬が登場しているが、出馬表のパフォーマンスである「暗合」にもサッカーが取り入れらている。特にコアなサッカーファンに涙ものだったのは、欧州代表のプラティニの隣に日本の公営競馬代表ハシルショウグンがしっかりと配置された93年のジャパンカップである。
 
11番人気のプラティニは直線一気の差し足を見せたものの惜しくも4着、翌年のW杯出場権を逃すことになる、現役時代に将軍と称されたプラティニ監督率いる仏代表の行く末と見事に符合していた。

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−10 [2002年04月01日(月)] 
先週に続きトピック部分について再編集してご紹介してみたい。
 
−競馬は「ロマン」−
 
かつて作家の吉屋信子氏は10連勝でダービーを制しながら、その直後病に倒れたトキノミノルを「ダービーを勝つために生まれた馬」と評した。
 
「吉屋信子」、「トキノミノル」といってもピンとこない方も多いであろうが、吉屋信子氏は主に戦前活躍された作家で、「紅雀」など少女小説の佳作を数多く残されている。ただ文語調の表現が馴染みにくいため、残念ながら現在は広く読まれることはない。
 
昭和26年のダービー馬トキノミノルは、当時映画化もされ現在にまで最強伝説を残している名馬である。東京競馬場に銅像があり、またGレース共同通信杯のサブタイトル(トキノミノル記念)になっているので、その名前はお聞きになったことがあるのではないかと思う。
 
このトキノミノルは、ダービーまでレコード勝ち出来なかったのは馬場が悪いか自分のレコードを破れなかっときのみ、という無敵の10連勝を飾りながら破傷風で不慮の死をとげ、その鮮烈な一生から冒頭の評が生れたわけだ。
 
「競馬はロマン」とはファンがよく口にする表現でる。しかし競馬には馬券も含めいろいろな魅力、楽しみがあり、そのどこにロマンを感ずるかは各人各様であろう。
 
「ダービーを勝つために生まれた馬」とは、トキノミノルの一生を評したものでもあり、生まれながらに走るという宿命を負っているサラブレッドに対する、「それぞれの馬にはその馬のための走り、そして勝つべきレースがある」という感性の提起でもある。
 
人生なにをすべきか、自分はなにをなしとげるためにこの世に存在したのか、凡人にはなかなか探せないものであるが、明確な宿命を負っている競走馬はそれを体現する存在である、この感じ方にも競馬の「ロマン」の1つがあるといえるだろう。そして私の馬券戦術の根幹は、この「ロマン」の延長線上にある。(続く)

このページのトップへ↑

「かくて馬券は投資となる」より−11 [2002年04月03日(水)] 
−馬券と「ロマン」−
 
私は馬券戦術の解説を行う場合、1頭の中心馬を発見してその馬の単勝、複勝、またはその馬を軸とする連勝式の流し馬券の組み合わせを工夫する戦術を中心に紹介している。
 
そこには、効率良く馬券を楽しむための良策であるという意義もあるが、もう1点、競走馬がただ1つの勝つべきレース、或いは2着となり穴馬券に名を残すレース探す、ことにこだわることにも意味があると考えるからだ。
 
すなわち各レースで「そのレースに相応しい1頭」を見つけだすこと、あるいはその過程での馬との出会いが「馬券」を「ロマン」の領域に同化させ、競馬を人生の友とするための1つの道筋となると思うのである。
 
私自身も連勝式が枠連の時代には単・複勝を中心に馬券を買っていた。それは無論技術や投資対回収効果を考えてのことでもあったが、こうしたこだわりに基づくものでもあった。
 
その経験からもう1つ言えることは、競馬の本質をスポーツとして、或いは賭け事として理解するという意味でも、1頭の馬を通してレースを見続けることの効用は大きい。
 
90年代に入り馬連が導入され、1頭の中心馬を発見する手法は連勝式馬券にも生かされるところとなったが、本年より新賭式の馬番連勝単式が導入されることにより、この方向性は更に効用が大きくなるといえるだろう。

このページのトップへ↑

狙い馬リストアップ戦術 [2003年09月24日(水)]
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

【万馬券供給馬リスト】

約1年半前、当コーナーへ単行本「かくて馬券は投資となる」のトピックを題材として、以下のような記事を掲載いたしました。

× × × × ×

(一部割愛の加筆再編集)

単行本「かくて馬券は投資となる」の袋とじ部分では、競走馬の戦績を合理的に分析することで効率良く穴馬券を的中させる手段と、その根拠について詳しく解説している。(単行本ではエグゼクティブシステムと呼称)

その予想手順などについては、より洗練した形で今後公開するソフトに搭載する「競馬奥義」へ再掲するが、単行本にはその実践例として解説に続いて、本の発売後に人気薄で連対し馬連の穴馬券を出す可能性が高い馬をリストアップした「万馬券供給馬リスト(全20頭)」を掲載した。

単行本の発売から既に6年半を経過したので、そのリストアップした馬が実際に万馬券を出したか否かをフォローアップすると、リストアップ対象馬が人気の中心となり相手馬が人気薄で万馬券というケースは除いて、馬連万馬券に絡んだのは以下の5回であった。

対象馬が人気薄で連対したが、相手が人気の中心であったため万馬券にはならなかったが馬連の穴馬券(40倍以上)に絡んだという馬が他に5頭おり、全体としてリストの機能はまずまずであった。

−馬連万馬券に絡んだ馬−

アプロディール
  97年 4回東京7日目 12R 19110円

サロンミュージック
  96年 3回東京1日目  9R 14830円

センボンザクラ
  96年 2回札幌7日目 10R 15250円

ファインシュート
  95年 2回新潟8日目  5R 12830円

リンデンバウム
  99年 4回中山4日目  8R 14630円

−人気薄で連対し穴馬券−

・マイネルアイオロス
・マルタカサドラーズ
・ワカサンボーイ
・ティーエムビガー
・シンオーキッド

※ 97年/BSNオーブン・年2回新潟7日目11Rは、リストアップ馬同士の決着で50倍。

× × × × ×

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

【狙い馬リストアップ戦術の展開について】

上記の原文に「今後公開するソフトに搭載する競馬奥義へ再掲」という表現がありますが、これにつきましては来春JRA-VAN Data Labのスタート時に公開する予定の前日予想型ソフトに搭載を予定しております。

また、こうした次走以降の狙い馬を事前にリストアップする形式の予想は、今月より統合予想配信で試験的にスタートしており、初回事例となった9月20日の中山6Rは的中となりました。

統合予想配信に掲載するリストはどちらかというと確率重視のものとして行く予定で、上記のような「万馬券供給馬リスト」的なものは今後、折りを見て「toto&競馬情報メール」に掲載する予定ですのでご参考としていただければと思います。
 

このページのトップへ↑

馬券予想理論(復刻)−29 [2003年10月12日(日)] 
約1年半前に当コーナーへ掲載した、単行本「かくて馬券は投資となる」より「出目」に関するトピックを引用とした解説の再編集復刻版です。
 
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
 
【出目連動について】
 
このHPのZ−プロジェクトのコーナーの下段に画像をアップしてある、拙著「かくて馬券は投資となる」(ぶんか社 1995年刊)では、日本の競馬及びギャンブルの本質を解説すると共に、スポーツ的な分析からオッズ解析・暗号解読に至るまで、多岐の視点による馬券攻略戦術を解説しているが、今回はその中から馬券攻略につなげ易い「出目(連動)」についてフォローアップしておきたい。
 
この本では出目について「デジタル的な暗号」というスタンスで解説しているが、その実例の1つとして26頁に競馬番組の根幹から導いた出目連動表を掲載している。
※「競馬番組の根幹」が何を指すかは、この本またはZFLAGP搭載の「競馬奥義・別章」参照。
 
その頁の最初の行では、刊行した年である95年を事例として、その根拠と共に小倉競馬の和布刈特別と、東京競馬の京王杯スプリングCの枠連出目連動を示している。
 
95年 和布刈特別 枠連 7−7
95年 京王杯SC  枠連 2−7
※7枠が連動
 
この2つのレースについて、翌年以降の枠連の関係は以下の通りであった。(98年・99年は小倉競馬場改修のため例年の時期に開催無し)
 
96年 和布刈特別 枠連 7−8
96年 京王杯SC 枠連 7−8
※7・8枠が連動
 
97年 和布刈特別 枠連 7−8
97年 京王杯SC 枠連 6−7
※7枠が連動
 
00年 和布刈特別 枠連 5−8
00年 京王杯SC 枠連 7−8
※8枠が連動
 
01年 和布刈特別 枠連 5−8
01年 京王杯SC 枠連 7−8
※8枠が連動
 
以上の通り、単行本で指摘したパターンと同じ時期に開催された96年〜01年は予測通り全て枠連の連動が見られ、しかも同じ出目に極度に偏った結果となった。00年、01年は表記ミスではなく両レース全く同じ結果であり、この辺りに「根幹から導いた出目連動」の底力が見え隠れしているといえるだろう。
 
この出目連動一覧表(本では図表1−5)の眼目はダービーの出目を示唆するところにあり、95年の事例として中京競馬の熱田特別とダービーとの関係とその理論背景について解説している。
 
そのダービーと熱田特別であるが、翌年以降の枠連の関係は以下の通りとなった。
 
96年 熱田特別   枠連 2−4
96年 ダービー    枠連 2−7
※2枠が連動
 
97年 熱田特別   枠連 4−8
97年 ダービー    枠連 3−8
※8枠が連動
 
この後の98年・99年は小倉競馬場の改修による代替開催のため、熱田特別の開催時期が大きく変わり理論的にダービーとの関連は薄れると推測された。
 
更に、春の開催が平常に復した00年以降も熱田特別の開催時期は元に戻らず、競馬番組の根幹による出目理論では、替わりに同じく中京地区を代表する神社名が冠されたレースである伊勢特別が、ダービーと結びつく位置に収まったと考えらた。
 
00年 伊勢特別   枠連 2−3
00年 ダービー    枠連 1−2
※2枠が連動
 
01年 伊勢特別   枠連 5−5
01年 ダービー    枠連 5−8
※5枠が連動
 
予想に違わず、上記の通りこの2年は伊勢特別とダービーの枠連の出目が連動した。このパターンが現在どうなっているかについては、暗号関係の高度な情報メールで解説する予定である。

このページのトップへ↑

馬券予想理論(復刻)−30 [2003年10月14日(火)] 
前回に続き約1年半前に当コーナーへ掲載した、単行本「かくて馬券は投資となる」より「出目」に関するトピックを引用とした解説の再編集復刻版です。
 
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
 
【出目連動について−2】
 
本日は、単行本では102頁の図表(2−9)で取上げている「出目連動」についてフォローアップしてみたい。該当頁で取上げている表の一部分を引用すると以下の通りである。
 
1995年 3月26日 
3回中山2日目/馬連の結果
 
1R 5−15 
2R 1−7*
3R 1−7*
4R 3−11
5R 7−10
6R 4−9
 
1995年 6月18日 
2回福島2日目/馬連の結果
 
1R 8−12 
2R 7−11
3R10−12
4R 5−6
5R 1−7*
6R 1−7*
 
1995年 9月10日 
4回中山2日目/馬連の結果
 
1R 1−8 
2R 3−8
3R 1−7*
4R 1−7*
5R 1−2
6R 8−10
 
スペースの関係で6Rまでの引用(元の表は全レース+集計)とさせていただいたが、この図表を掲載した趣旨は次の通りである。
 
・ある原則により「出目連動」を予測することが出来る。
・その原則によりこれらの開催日は「出目連動」する。
・馬連の出目としては理論的に「1」と「7」が注目される。
・現実に「1−7」だけでも、前半レースで各2回出現。
 
この「ある原則」についてここでは改めて明示しないが、暗号系というよりも競馬運営の基本として再々解説している事項なので、シェアソフト搭載の「競馬奥義」、あるいは各種情報メールの読者の皆様はお分かりいただけることと思う。(注目するべき出目の根拠は単行本に記載)
 
次に、この原則を6年後の2001年の同一開催日に当てはめるとどうであったかについてフォローアップすると、95年当時とは若干番組体系が変わり、上記のタイミングについては阪神開催の方が基本原則により以下のように四期に繋げられて連動性が濃いと考えられるので、阪神のメインレースを取上げて見ることとする。
 
2001年 3月25日 
2回阪神2日目/メインの結果
但馬ステークス 枠連 2−6 馬連 2−7
    ↓
2001年 6月17日 
3回阪神2日目/メインの結果
プロキオンS 枠連 4−6 馬連 8−12
    ↓
2001年 9月9日 
4回阪神2日目/メインの結果
セントウルS 枠連 1−6 馬連 1−8
    ↓
2001年 12月2日 
5回阪神2日目/メインの結果
阪神ジュベナイルF 枠連 1−4 馬連 2−8
 
以上の通り、枠連は片目づつ連動して行き、阪神ジュベナイルFはプロキオンSとセントウルSの合成の目で決着した。また、この年の場合、馬連の出目としては理論的に「8」と「2」が注目であるが、4レース共にこの目が絡み、阪神ジュベナイルFはその組み合わせとなった。すなわち、単行本で示した原則は6年後も生きていた訳である。
 
続いて同様の趣旨の「出目連動」について、今度は下記の単行本34頁で取上げている事例をフォローアップしてみたい。
 
1995年 3月18日 
2回中山7日目/特別R・枠連の結果
 9R 千葉ステークス 5−6 
10R 若葉ステークス 2−6
11R フラワーカップ  3−7
      ↓
1995年 6月10日 
3回東京7日目/特別R・枠連の結果
 9R エーデルワイスステークス  6−7 
10R ジューンステークス 2−6
11R エプソムカップ    5−7
 
この両開催日は前回も触れた「ある原則」で結びつくが、上記の通り特別戦の枠連の出目は少なくとも片方が連動しており、尚且つ6月10日の全ての出目は3月18日に出た目の範囲で決まっている。
 
何故このようなセットでの「出目連動」解読が可能であるかというと、この両開催日については共に土曜にもかかわらずメインがGレースである、レース名の後半が共通といった特徴があるからだ。
 
つまり、開催日が「ある原則」で結びついた上に競馬番組上の共通点が濃いと、レース単位の「出目連動」を読むことが出来る可能性が高いのである。
 
2001年 
3回阪神/プロキオンS 枠連 4−6 馬連 8−12
4回阪神/セントウルS 枠連 1−6 馬連 1−8
5回阪神/阪神J・F・S 枠連 1−4 馬連 2−8
 
例えば上記に例示した4つのレースの内Gレースである上記3レースについては、枠連は出目が3つしかない濃厚な繋がり、馬連も8番連動となっている。
 
更に別の事例を紹介すると、下記のレース群は「ある原則」で結びついている3開催日の中から、レース番号とは関係なく、火の山特別を先頭に、八ヶ岳特別(八ヶ岳は火山群)、桜島特別(桜島は活火山)、と火山関連+特別というレースを抜き出したものであるが、6枠、12番で綺麗に連動している。
 
2001年 2月11日 
1回小倉6日目/11Rの結果
火の山特別 枠連 4−6 馬連 8−12
      ↓
2001年 5月6日 
2回東京6日目/12Rの結果
八ヶ岳特別 枠連 6−6 馬連 11−12
      ↓
2001年 7月29日 
2回小倉6日目/メインの結果
桜島特別  枠連 6−7 馬連 10−12
 
こうした連動を読んで行く方向性も馬券攻略の一つの手段となり得るのである。

このページのトップへ↑

馬券予想理論(復刻)−31 [2003年10月16日(木)] 
前々回・前回に続き約1年半前に当コーナーへ掲載した、単行本「かくて馬券は投資となる」より「出目」に関するトピックを引用とした解説の再編集復刻版です。
尚、この項目の最新データについては、「有料情報メール」で配信致します。
 
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
 
【出目連動について−3】
 
万全に仕上げられた競走馬が全力を尽くして走った場合、その筋肉、循環器、細胞レベルの快復にはそれぞれの平均値があり、競馬番組の設定はその日数を基本としている。この原則を踏まえて特定の間隔で関連付けられている類似条件のレースは、同じ馬が活躍する可能性が高い。
 
以上の点は単行本の主要な論点であるが、一昨年の競馬から典型的な事例をあげると、間隔が基本設定通り、同じ距離のGレース、、後の開催の方が格上、という番組上極めて密接な関係と判断される7月15日の北九州記念と10月7日の毎日王冠は同じ馬の1着・2着であった。
 
*2001年
7月15日 小倉11R 北九州記念G3
1着 エイシンプレストン
2着 ロサード
 
*2001年
10月7日 東京11R 毎日王冠G2
1着 エイシンプレストン
2着 ロサード
 
前回までに競馬番組の根幹から導いた出目連動について、単行本の記載した内容が最近でも生きていることを実証する事例を幾つか紹介したが、その「根幹」とは、この競走馬の運動生理を背景に競馬番組の基本となっている日数のことである。従って、番組上の関連が深く、同じ馬の1着・2着であった上記の2レースは当然の如く出目が連動している。
 
*2001年
7月15日 小倉11R 北九州記念G3
枠連 2−7
馬連 2−7 
 
*2001年
10月7日 東京11R 毎日王冠G2
枠連 2−8 
馬連 2−12 
 
ところで、毎日王冠については、出目連動を例示した単行本40頁の図表1−10で、1995年の次のようなデータを掲載している。図表1−10の趣旨は幾つかあるが、例えば以下のように「裏開催メインレースと特定日数後の関東主開催メインレースの連動」が読み取れるようになっている。
 
1994年 11月6日 福島11R 
福島民友C  枠連 2−6
  ↓
1995年 1月29日 東京11R 
クイーンC  枠連 1−6
 
1995年 1月29日 小倉11R 
関門橋S  枠連 8−8
  ↓
1995年 4月23日 東京11R 
スイートピーS  枠連 5−8
 
1995年 4月23日 福島11R 
谷川岳S  枠連 2−3
  ↓
1995年 7月16日 福島11R 
福島民報杯  枠連 2−4
 
1995年 7月16日 札幌11R 
札幌スプリントS  枠連 1−6
  ↓
1995年 10月8日 東京11R 
毎日王冠     枠連 ?−?
 
単行本は1995年の9月中旬に脱稿しており、毎日王冠の結果は執筆時点では分からなかったので、図表1−10にはその出目は記載していないが、結果をフォローアップしておくと以下の通りで札幌スプリントSと連動した。
 
1995年 10月8日 東京11R 
毎日王冠 
枠連 5−6 2100円
 
このレースは6枠10番の人気薄馬スガノオージが重馬場を利して逃げ切り、馬連は200倍馬券となったが、1枠と6枠の馬は全て人気薄であり、出目連動を参考に人気サイドの有力馬から1枠と6枠へ馬券を組めば攻略出来るパターンであった。
 
また、単行本「かくて馬券は投資となる」では出目連動から一歩進めた応用手法も掲載している。そこで、本日はその中から、「ある原則」で結びついている開催日の出馬表を対比してそこからヒントを得る、という部分を解説してみたい。
 
単行本の45頁、図表1−12の前半部分には「騎手大連動の秘密」と題した一覧を掲載しているが、主要部分を引用すると以下の通りである。
 
*選定条件:
・当該開催日の出馬表と「ある原則」により結びつく開催日の
 出馬表を対比する。
・2つの出馬表で「同じレース番号の同じ馬番、不在なら枠番」
 に騎乗している騎手をピックアップする。
・対象の中で、「ある原則」により結びつく開催日の当該の
 レースで馬券に絡んでいない騎手を今回の狙いとする。
 
*1995年7月23日・福島競馬の対象騎手
 1R 吉田  豊 4枠4番 5番人気 2着
 7R 藤原英幸 1枠1番 3番人気 2着
11R 小野次郎 1枠1番 5番人気 1着
(翌開催日以降省略)
 
この手法を一昨年の全く同じタイミングの開催日に適用すると以下の結果となった。単行本に掲載した1995年には及ばないものの、穴馬券を含み5頭中4頭が馬券になるまずまずの成績であり、単行本で示した原則は、この部分でも生きているといえるであろう。
 
*2001年7月22日・新潟競馬の対象
 2R 江田照男 1枠 2番 8番人気 1着
 6R 郷原洋司 1枠 1番 6番人気 5着
 7R 柴田善臣 6枠 8番 2番人気 1着
10R 後藤浩輝 1枠 1番 6番人気 3着
12R 蛯名正義 7枠15番 3番人気 3着
 
(この項目 終わり)

このページのトップへ↑

馬券予想理論(復刻)−45 [2004年02月12日(木)]
約2年前に掲載した単行本掲載記事の再編集復刻版です。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

【戦績の解析による穴馬発見】

当HPのZ−プロジェクトコーナーの下段で紹介している、拙著「かくて馬券は投資となる」(ぶんか社 1995年刊)について多くのお問い合わせを頂いたことを契機に、2001年よりこのコーナーでその内容のフォローアップしているが、その基本部分については2004年公開予定のZ−Trainerという新ソフトに搭載する「競馬奥義」に掲載する予定である。

さて、今回は単行本で取り上げた諸戦術の中から「スポーツ的な解析」による馬券攻略について取上げてみたい。
まず、単行本の袋とじ部分では、競走馬の戦績を合理的に分析することで効率良く穴馬券を的中させる手段と、その根拠について詳しく解説している。(単行本ではエグゼクティブシステムと呼称)

その予想手順などについては、より洗練した形で各種情報メールで配信し、今後公開するソフトに搭載する「競馬奥義」へも再掲する予定であるが、単行本にはその実践例として解説に続いて、発売後に人気薄で連対し馬連の穴馬券を出す可能性が高い馬をリストアップした「万馬券供給馬リスト(全20頭)」を掲載した。

単行本は1995年の発売なのでリストアップした馬の戦績は出揃っており、実際に万馬券を出したか否かをフォローアップすると、リストアップ対象馬が人気の中心となり相手馬が人気薄で万馬券というケースは除いて馬連万馬券に絡んだのは以下の5回であった。

対象馬が人気薄で連対したが、相手が人気の中心であったため万馬券にはならなかったが馬連の穴馬券(40倍以上)に絡んだという馬が他に5頭おり、全体としてリストの機能はまずまずであった。

このような何らかの根拠で「人気薄で好走する可能性が高い馬をリストアップしておく」という方向性はスマートな穴馬券攻略手法の一つであるが、今後、折りを見て「toto&競馬情報メール」にこうしたリストを掲載する予定である。

−馬連万馬券に絡んだ馬−

アプロディール
  97年 4回東京7日目 12R 19110円

サロンミュージック
  96年 3回東京1日目  9R 14830円

センボンザクラ
  96年 2回札幌7日目 10R 15250円

ファインシュート
  95年 2回新潟8日目  5R 12830円

リンデンバウム
  99年 4回中山4日目  8R 14630円

−人気薄で連対し穴馬券−

・マイネルアイオロス
・マルタカサドラーズ
・ワカサンボーイ
・ティーエムビガー
・シンオーキッド

※ 97年/BSNオーブン・年2回新潟7日目11Rは、リストアップ馬同士の決着で50倍。

このページのトップへ↑

ダービー関連復刻記事 [2005年05月28日(土)]
約3年前に当コーナーへ掲載した、単行本「かくて馬券は投資となる」より「出目」に関するトピックを引用とした解説の再編集復刻版です。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+

【出目連動について】

このHPのZ−プロジェクトのコーナーの下段に画像をアップしてある、拙著「かくて馬券は投資となる」(ぶんか社 1995年刊)では、日本の競馬及びギャンブルの本質を解説すると共に、スポーツ的な分析からオッズ解析・暗号解読に至るまで、多岐の視点による馬券攻略戦術を解説しているが、今回はその中から馬券攻略につなげ易い「出目(連動)」についてフォローアップしておきたい。

この本では出目について「デジタル的な暗号」というスタンスで解説しているが、その実例の1つとして26頁に競馬番組の根幹から導いた出目連動表を掲載している。
※「競馬番組の根幹」が何を指すかは、この本またはZ−Trainer・ZFLAGP搭載の「競馬奥義」参照。

その頁の最初の行では、刊行した年である95年を事例として、その根拠と共に小倉競馬の和布刈特別と、東京競馬の京王杯スプリングCの枠連出目連動を示している。

95年 和布刈特別 枠連 7−7
95年 京王杯SC 枠連 2−7
※7枠が連動

この2つのレースについて、翌年以降の枠連の関係は以下の通りであった。(98年・99年は小倉競馬場改修のため例年の時期に開催無し)

96年 和布刈特別 枠連 7−8
96年 京王杯SC 枠連 7−8
※7・8枠が連動

97年 和布刈特別 枠連 7−8
97年 京王杯SC 枠連 6−7
※7枠が連動

00年 和布刈特別 枠連 5−8
00年 京王杯SC 枠連 7−8
※8枠が連動

01年 和布刈特別 枠連 5−8
01年 京王杯SC 枠連 7−8
※8枠が連動

以上の通り、単行本で指摘したパターンと同じ時期に開催された96年〜01年は予測通り全て枠連の連動が見られ、しかも同じ出目に極度に偏った結果となった。00年、01年は表記ミスではなく両レース全く同じ結果であり、この辺りに「根幹から導いた出目連動」の底力が見え隠れしているといえるだろう。

この出目連動一覧表(本では図表1−5)の眼目はダービーの出目を示唆するところにあり、95年の事例として中京競馬の熱田特別とダービーとの関係とその理論背景について解説している。

そのダービーと熱田特別であるが、翌年以降の枠連の関係は以下の通りとなった。

96年 熱田特別  枠連 2−4
96年 ダービー  枠連 2−7
※2枠が連動

97年 熱田特別  枠連 4−8
97年 ダービー  枠連 3−8
※8枠が連動

この後の98年・99年は小倉競馬場の改修による代替開催のため、熱田特別の開催時期が大きく変わり理論的にダービーとの関連は薄れると推測された。

更に、春の開催が平常に復した00年以降も熱田特別の開催時期は元に戻らず、競馬番組の根幹による出目理論では、替わりに同じく中京地区を代表する神社名が冠されたレースである伊勢特別が、ダービーと結びつく位置に収まったと考えられた。

00年 伊勢特別   枠連 2−3
00年 ダービー   枠連 1−2
※2枠が連動

01年 伊勢特別   枠連 5−5
01年 ダービー   枠連 5−8
※5枠が連動

予想に違わず、上記の通りこの2年は伊勢特別とダービーの枠連の出目が連動した。

※ このパターンが現在どうなっているかについては、暗号関係の高度な情報メールで解説する予定。

このページのトップへ↑

競馬の楽しみ方等06年3月

・3月分の記事

 3月は単行本「かくて馬券は投資となる」の
第4章を元に加筆、再編集してまとめた一文で、
私(杉本)の研究過程を通し、
競馬の楽しみ方などを紹介したいと思います。

・競馬の魅力

「競馬はロマン」とは、
ファンがよく口にする表現です。

しかし競馬には馬券も含めいろいろな
魅力、楽しみがあり、競馬のどの部分に
ロマンを感ずるかは各人各様でしょう。

数年前にターフを沸かせた名馬の子供たちが
現在すでに活躍している、といった
天上から下界の輪廻を見るような感覚も
競馬独特の魅力の一つです。

・ダービー馬はダービー馬から

また、サラブレッド自体の繊細さ、
或いは大穴馬券的中を目指すピカレスク的な
ものまで様々な「ロマン」があります。

その中でも多くの競馬ファンが
「ロマン」としてイメージするのは
「ダービー馬はダービー馬から」に
象徴される「血統」ではないかと思います。

特に近年はPCや家庭用ゲーム機の
競走馬シミュレーションなどのをきっかけに、
競馬に親しむようなケースも多いので、
以前にも増して「血統」の知識が一般的と
なりつつあるようです。

・只、ダービーのために

 かつて作家の吉屋信子氏が、
10連勝でダービーを制しながらその直後
病に倒れたトキノミノルを
「ダービーを勝つために生まれた馬」と
評したのは競馬の世界では有名な逸話です。

「吉屋信子」、「トキノミノル」といっても
ピンとこない方も多いかもしれませんが、
まず、吉屋信子氏は主に戦前活躍された作家です。

「紅雀」など少女小説の佳作を数多く
残されていますが、文語調の表現が
馴染みにくいため、残念ながら
現在は広く読まれることはないようです。

・最強伝説

昭和26年のダービー馬トキノミノルは、
当時映画化もされ、現代にまで最強伝説を
残している名馬です。

東京競馬場に銅像があり、
またダービー路線のGレースである
共同通信杯のサブタイトル(トキノミノル記念)に
なっているので、その名前はお聞きになった
ことがある方が多いのではないかと思います。

・伝説のトキノミノル

このトキノミノルは、デビューからダービーまで
馬場が悪いか、自分のレコードを破れなかった
とき以外は殆どレコード勝ちというまさに
無敵の10連勝を飾りながら、ダービー後に
破傷風で不慮の死をとげました。

その鮮烈な一生から上記の評が生まれたわけです。

・競馬を人生の友に

私(杉本)自身は、吉屋信子氏の
「ダービーを勝つために生まれた馬」、
この名言に「ロマン」を感じます。

「ダービーを勝つために生まれた馬」とは、
トキノミノルの一生を評したものでもあり、
生まれながらに走るという宿命を負っている
サラブレッドに対する、

「それぞれの馬には、
  その馬のための走り、
  そして勝つべきレースがある」

という感性の提起でもあります。

・レイゾンデートル

人生なにをすべきか、
自分はなにをなしとげるために
この世に存在したのかは凡人にはなかなか
探せないものです。

しかし、明確な宿命を負っている
競走馬はそれを体現する存在である、
この感じ方にも競馬の「ロマン」の
一端があると考えます。

・馬券戦術の出発点

そして私の馬券戦術の根幹はこの「ロマン」の
延長線上からスタートしています。

私は馬券戦術の解説を行う場合、
1頭の狙いとなる馬を発見して
その馬の単勝、複勝、またはその馬を
軸とする連勝式の流し馬券の組み合わせを
工夫する戦術を中心に紹介しています。

・「馬券」を「ロマン」の領域に

それが効率良く馬券を楽しむための
良策の1つであるという意義もありますが、
もう1点、競走馬がその馬にとって
ただ1つの勝つべきレース、
或いは2着となり穴馬券に名を残すレースを
探すことにこだわることにも、
意味があると考えるからです。

すなわち各レースで
「そのレースに相応しい1頭」を見つけだすこと、
あるいはその過程での馬との出会いが
「馬券」を「ロマン」の領域に同化させ、
競馬を人生の友とするための1つの道筋と
なると考えるのです。

・相応しい1頭の効用

私自身、連勝式が枠連の時代には
単・複勝を中心に馬券を買っていました。
それは無論馬券で儲ける技術や
投資対回収効果を考えてのことでもありますが、
こうした「相応しい1頭」に対するこだわりに
基づくものでもありました。

その経験からもう1つ言えることは、
競馬の本質をスポーツとして、
或いは賭け事として理解するという意味でも、
1頭の馬を通してレースを見続けることの効用は
ことのほか大きいといえます。

・軸馬発見の重要性

90年代に入り馬連が導入され、
1頭の中心馬を発見する手法は連勝式馬券にも
生かされるところとなり、更に21世紀からは
馬単、三連単といった新賭式の馬券が導入により、
こうしたアプローチは馬券攻略という意味で
更に重要性を増すように思います。

・若駒のパドック

 ここからは昔の話となりますが、
私(杉本)の体験したエピソードなども交えて
馬券理論についてご紹介して行きます。

さて、「パドックで先頭を歩く」というのは、
度胸をつけるという意味で若駒には
良い経験になるといわれることがあります。

実際に2歳の大レースでは、「1枠1番」
(または2番)を経験している馬が
活躍することがあります。

・知られざる馬券のコツ

もちろん、「1枠1番」には内枠からの
発馬で揉まれて鍛えられるという意味もあり、
そうした面からは、連続で内枠に
配置されている馬も狙い目になりますが、
このような視点も、馬券のコツとして
知っておいて損はありません。

・朝日杯フューチュリティSの事例

例えば朝日杯フューチュリティSを例に取ると、
03年は4頭いた「1枠1番」経験馬の中の
2頭が1着・2着し、3着馬はデビューから
4番・3番・3番の連続内枠配置の馬でした。

05年の1着馬フサイチリシャールも
朝日杯フューチュリティSの直前、
2番・3番・2番の連続内枠で連勝した馬です。

また、00年10番人気1着のメジロベイリー、
01年9番人気3着のスターエルドラード
といった波乱の主役となった馬は、
デビュー戦で「1枠1番」に配置された馬です。

・ある馬との邂逅

さて、話は昭和48年の話に飛びます。
その馬と出会ったのは、
ハイセイコーフィーバーに沸いた昭和48年、
晩秋の府中のパドックでした。

新馬或いは未勝利等経験の少ない馬が
パドックで先頭を歩く1番枠の場合、
時にいなないたりして不安げに見えることも
多いのですが、昭和48年の晩秋に見た
牝馬はデビュー戦にもかかわらず
威風堂々他馬を従える趣で、あたりを
睥睨しつつ周回していたのが印象的でした。

・新馬戦からの応援

私(杉本)はその数年前から競馬に興味を持ち
TVではよく見ていました。

従って、当時すでにそれなりに
ひいきの馬もいましたが、競馬場へ足繁く
通いはじめたのはこの年からであり、
新馬当時から思い入れを持って
見守ったのはその馬が最初でした。

・活躍の予感

デビュー戦から特定の馬の成長を見続けるのも、
競馬の楽しみ方の一つです。

私の目にとまった鹿毛で小柄ながら
均整のとれた馬体のその馬は、
気性の強さがマイナスに作用し3戦目までは
後方ままの繰り返しでした。

しかし、明けて当時の馬齢表記で4歳、
現在なら3歳の初戦、当時の若手騎手で
後のダービー騎手、中野栄治現調教師を背に
その馬は2着と好走しました。

・クラッシック戦線へ

次走で見事に初勝利をあげた後、
特別戦でも人気薄ながら2・3着と好走して
以後は島田功現調教師に乗り替わりました。

当時の島田功騎手はオークス2連勝中であり、
巷間「牝馬の島田」またはタケホープで
ダービーを制したこともあり
「府中2400のスペシャリスト」等と
評されておりオークスへと期待が膨らみます。

・戦国オークス

島田功騎手は期待に応えて特別戦2着の後の
平場を勝ち上がり、その馬、トウコウエルザを
オークスへと導いてくれました。

この年の4歳牝馬戦線は、後に名牝として
不動の地位を築くイットーを始め、
有力馬の離脱が相次ぎ桜花賞馬タカエノカオリも
オークスを前に引退という状況でした。

・オークスを快勝

そのためか、私がデビューから応援してきた馬
トウコウエルザは島田功の騎乗や血統が評価され、
前日段階では一時的に1番人気に支持されました。

最終的には9番人気に落ちついたものの
レースでは3コーナーまでの経済コースから
一転して直線六分処一気の島田功騎手の
騎乗が嵌り、同騎手オークス3連勝、
パーソロン産駒のオークス4連覇となりました。

・オッズ分析戦術の端緒

この、前日1番人気、最終9番人気の馬が
快勝したという事実は、「過剰投票」分析の
方向性を見出すきっかけともなりました。

すなわち、私(杉本)のオッズ研究履歴は
30年以上に渡っており年季が入っています。

・名牝トウコウエルザ

その後、トウコウエルザはクイーンカップ、
ビクトリアカップ(現在のエリザベス女王杯)
を制し、5才秋には現在は京成杯として
行われる京王杯オータムハンデで2着し、
当時3200Mだった秋の天皇賞でも
牡馬に伍して3着と一流の競走成績を残しました。

・京王杯オータムハンデ

トウコウエルザの活躍したこれらの
レースの中で、もっとも鮮明に記憶に
残っているのは、京王杯オータムハンデです。

このときは春2戦凡走の後、休養明けで
臨んだので、8頭立て8番人気でした。

鞍上は再び中野栄治騎手となり、また、
トウコウエルザの一代前のオークス馬
ナスノチグサも出走していました。

・女王の競演

島田功騎手によってオークス馬へと
導かれたパーソロン産駒2頭がここで
巡り合ったわけですが、
これぞ競馬のロマンとばかりにナスノチグサが
トウコウエルザを従えてゴールし、
枠番連勝は万馬券となりました。

30年以上前のことですが今でも
このゴールシーンはよく覚えています。

・予想というより理想

ところで、このレースでナスノチグサ、
トウコウエルザの2頭に◎○をつけた
専門紙のトラックマンがいました。

予想と理想が一致したように思えたその印が、
30年後私がロマンある「予想」で
的中をめざす、この拙文を書くこととなった
源泉の一つかも知れません。

・キタノカチドキのダービー

そのトウコウエルザが勝ったオークスの翌週は、
枠連時代の同枠取り消し対策制度である
「単枠シード」が初めて適用され、
対象馬の圧倒的な1番人気馬、
キタノカチドキが3着に敗れたダービーでした。

当時から競馬の枠順にはなにがしかの
意匠があることは、すでに活躍されていた
井崎脩五郎氏の文などで知っていました。

・競馬面白データ

たとえば、当時のダービーでは
「一番人気と同行の頭文字を持つ馬の
配置された枠が連対する」、との説などです。

実際この年もキタノカチドキの
頭文字「キ」と同行、すなわちカキクケコ行の
頭文字を持つ馬3頭が1、2、5枠に配置され、
結果は枠番連勝2ー5でした。

・暗号解読馬券への展開

その2枠には、当時は28頭立てだったので、
優勝馬コーネルランサーの他に2頭の馬が
入っていましたが、その3頭すべてが
種牡馬「セダン」の仔だったのです。

その事実になんらかの意味があるのではないかと
考えたのが、私の「暗号解読」の原点でした。
その後研究を続け、数年で暗号解読理論は完成し、
以後、馬券で負けることは全く無くなりました。

このページのトップへ↑


Copyright © 2006 ASOZ CO.,LTD. All Rights Reserved.