競馬記事
2000年12月20日(水)
日本の馬は何故虚弱なのか?
2000年12月22日(金)
スポーツとしての競馬@
2000年12月23日(土)
スポーツとしての競馬A
2001年01月01日(月)
21世紀の中央競馬@
2001年01月10日(水)
21世紀の中央競馬A
2001年01月12日(金)
21世紀の中央競馬B
2001年01月20日(土)
本日の競馬から☆1月20日
2001年03月29日(木)
ステイゴールドの健闘
2001年07月19日(木)
News flash 新潟競馬場関連
2001年07月25日(水)
News flash 情報メール・新潟競馬場・新馬戦
2001年09月25日(火)
Gレースreview 毎日王冠編
2002年01月01日(火)
2002年(平成14年)の競馬について
2004年05月04日(火)
馬券予想理論(復刻)−50
日本の馬は何故虚弱なのか? [2000年12月20日(水)]
日本は競馬の本場に比べると、馬産の歴史が浅く育成、調教の技術、環境が劣る、という面も否定は出来ないが、実はそれは枝葉の問題である。本場の欧州には「名水が名馬を生む」という言い伝えがある。草食動物である馬は、その成長過程において、母乳、水、青草、などから大量の水分を摂取する。つまり、そこに含まれるカルシウムなどのミネラルが多いほど体質が頑健になるので、良い馬作りには、馬産に向いたミネラルが豊富な水が必須条件といわれるのである。
ところが、フランスと日本の代表的なミネラルウォーターを比較すると顕著であるが、火成岩質の日本では、水に含まれるミネラル成分が、水成岩質の欧州に比べて何分の1でしかない。日本の馬産の中心地である北海道は、特にミネラル成分が少ない水質であり、「ミネラルの少ない軟水が虚弱馬を生む」、という図式となっているのである。
従って、馬の生産、育成のインフラストラクチャーが整備されたとしても、土壌が馬産に向いていない日本から頑健な名馬を輩出するということは、甚だ困難な目標であるといえるだろう。しかし、もちろん日本も広い。馬産に向いた水の湧く土地もある。それがどこで、馬の育成にどのような成果が生まれているかについては、機会を改めて書くこととする。
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スポーツとしての競馬@ [2000年12月22日(金)]
競馬発祥の地である英国では、エプソムダービーを勝つことが唯一絶対の目標である。日本の皐月賞のモデルである二千ギニ−は、「これも勝っておけばダービー馬としてより価値が高い」という、いわばダービー馬の付加価値を高めるためのレースという認識になる。首尾良くダービーを勝ち、世代bPとなれば、7月のGT・KジョージY・QエリザベスSに進み、異世代のダービー馬と対決する。ここも勝ち4歳にして国内bPの座に就けば、更に価値を高めるべく、秋にはフランス凱旋門賞に遠征し、アウェイで他国のトップに挑む。
すなわち、英国における競走馬のスポーツとしての究極の目的とは、4歳の間にこれを実現すること、つまり、新馬→二千ギニ−→エプソムダービー→KジョージY・QエリザベスS→凱旋門賞と5連勝して引退し種牡馬になることである。ラムタラはこれに近い戦績を残した馬であるから、高い評価を得たわけだ。また、99年のJCに来日したモンデューも4歳で凱旋門賞を制した、「究極の戦績」に近い馬であるから、JCは拝み倒して「出走していただいた」ものであり、「顔見せであり走るわけが無い」と考えることがスポーツ的な常識と言えるだろう。
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スポーツとしての競馬A [2000年12月23日(土)]
昨日書いた欧州流のチャンピオンホースの条件を日本に当て嵌めると、馬の頑健さの違い、育成・調教技術の差から、「皐月賞は仕上がりの早い馬、ダービーは運の良い馬、菊花賞は強い馬が勝つ」という俗諺に象徴されるように、次のようなニュアンスとなっていた。 ―英国― ―日本―
緒 戦 → 二千ギニー ; 日本ダービー
bP決定 → ザ・ダービー ; 菊花賞
異世代対決→ KJ&QES ; 天皇賞・春
異国間対決→ 凱旋門賞 ; 海外遠征に耐える水準ではない。
つまり、かつての日本の4歳クラッシックレースは、皐月賞は3歳競馬の延長線上、日本ダービーは漸く出揃った顔ぶれを門戸広く受け入れる法外に多頭数な運に左右されるレース、菊花賞が絞り込まれた有力馬の力勝負、というニュアンスであった。日本ダービーに対する、「運が良い馬が勝つ」という評の裏には、「様々な意味で必然ではなく、偶然の色が濃いレース」との意が含まれており、その点で英国クラッシックに例えるならば二千ギニーに相当するレースであったといえるだろう。事実、以前「日本ダービー馬の条件」として巷間伝えられた諸点は、英国のセオリーと対比するならば、エプソムダービーよりも、二千ギニーに近いものであった。
現在、実施されつつある日本の競馬番組改変の最大の趣旨はこの点の改善にある。すなわち、「日本ダービーは強い馬が勝つ」というセオリーを創りだそうとしているわけだ。その為に進めている競馬番組の全体構造改革を軟着陸させるために、昨年、一昨年とダービーの開催を若干遅らせたのである。すなわち、今年のダービーはリニューアル第一弾であり、決して3年前のパターンに戻ったわけではない。
もちろん、その変革は馬券作戦にも大きく影響する。番組の基本骨格変更の影響を受けるレースについては、ただ単に「過去OO年」の傾向に基づく予想では何の意味もない。そのあたりの具体的な部分については、機会を改めて書くこととする。
(有馬記念の情報メールには、こうした視点からのポイントを掲載致しました。)
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21世紀の中央競馬@ [2001年01月01日(月)]
昨今競馬離れという論調が目立つが、中央競馬の盛衰を俯瞰的に見るならば、競馬ブームは5年〜10年の単位で到来しており、長期低落というよりは波動の谷間にあると見ても良いだろう。娯楽としての競馬自体は、高齢者にも向いているし、馬という動物が介在することにより癒しの要素も持つので、今後もジャンルとしてのステイタスは保って行くと思われる。
但し、ロトやサッカーくじなどの新たな競合娯楽の参入を考えると、馬連の導入にすら躊躇が大きかったJRAの官僚的な運営では先細る危険もある。現在の運営は、競馬でコンスタントに勝つのは難しく、ある程度の数のファンは一定期間で離れて行く、という認識から新規のライトユーザーを掘り起こす方向が標準であるが、コアのファンをしっかりと囲い込み、オピニオンリーダーを保持することが必要な段階に来ているといえるだろう。
例えば、現在競馬場の指定席は、抽選、先着で販売されるが、多額に馬券を購入するコアなファンに、良い席を優先提供するような世間的な常識に沿った方向が望まれるところである。これは、当日限り有効の馬券専用プリペイドカードを発行し、それを多額に購入、つまりその日馬券をたくさん買うことが確定したファンに指定席を優先販売するというシステムで実現できる。
また、ライトユーザーの確保にしても認識が甘い。他分野との競合を考えれば、どう考えてもワイドよりまず馬単だっただろう。また、昨今スポーツファンの国際化は著しく、サッカーにおいて、国内親善試合とアウェーの真剣勝負の価値の大きな差を理解している人は少なくない。すなわち、今やジャパンカップなどの国際招待競走により、日本の競馬の地位向上を計り、世間の耳目を集めることは難しい。
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21世紀の中央競馬A [2001年01月10日(水)]
一方、海外遠征により日本の競馬のステイタスを高めようという目論見から、海外レースへの挑戦を積極的に推奨する制度も確立されつつあるが、現状では目的を果たしているとは言い難い。エルコンドルパサーが凱旋門賞でA着し、タイキシャトルやアグネスワールドが健闘しても、肝心の世間の耳目を集めるという効果には繋がってはいないのである。
すなわち、まず広い意味でのマスコミ対策を施し、海外遠征などで成果が上がれば、それなりの報道がなされるような環境を作る努力をすることが先決である。また、ファンに信頼される競馬評論者を育成することも急務だろう。ハイセイコーのもたらした競馬ブームのころには、気骨のある論陣を張る人物も少なくなかったが、今やほぼ御用評論家一色である。競馬で喰っている予想家や、元調教師などの評価を鵜呑みにするほど昨今のファンは甘くはない。
話を海外遠征に戻すと、例えばエルコンドルパサーの実績にしても、スポーツ的な観点に照らすと、日本の競馬にとっては御用評論家が絶賛するほどの価値はない。すなわち、日本産の馬が、四歳時に、短期遠征で凱旋門賞でA着したら大絶賛すべきであるが、エルコンドルパサーは米国産であり、古馬になってからの長期現地滞在で、四歳馬に敗れてのA着であるから、日本の調教馬としてはよくやった、という辺りが妥当な評価であろう。
海外での実績を通して、日本の競馬のスポーツとしてのステイタスを確立することを目指すならば、やはり日本ダービー馬が宝塚記念で国内制覇を果たし、四歳時に欧州へ遠征して現地のダービー馬と堂々互角の勝負を繰り広げる、という図式が欲しいところである。中央競馬の番組はそのような思想に変革され、環境に恵まれない日本産馬にとっては現状では不可能な目標かもしれないが、ダービーが外国産馬に解放されればそれは近い将来に現実となるかも知れない。
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21世紀の中央競馬B [2001年01月12日(金)]
強い馬を育成するための要件は幾つかあるが、残念ながら日本では早急には満たすことが出来ない部分が多い。従って、競馬番組を整えても世界に通用する日本産馬を続々と生み出すことは中々に困難な課題である。例えば、以前このコーナーでも指摘したが、馬の育成に重要な意味を持つ水質は欧米に比べ大きく劣る環境にある。
日本の主要な馬産地である北海道の水質は、欧米の馬産地に比べ馬の生育に欠かせないミネラル分が何十分の一しか含まれておらず、比例して土壌もまた然りである。中央競馬のトレセンの水も良くはない。美浦トレセンなどは、ミネラル云々以前の問題として、東京・中山からの移転時には競走馬が水を飲まなくて問題になったほどである。
美浦トレセンへの移転については、当初から馬の育成という面からは必ずしも適地ではないとの見方があり、東京都下により良い移転候補地もあった。しかし、成田空港の代替地として確保されていた土地の利用という政治的観点が優先され、現トレセン地となったものである。つまり、トレセン開設にあたり、強い馬を作るための環境が優先的に考慮されたわけではない。
ところで、現在競走馬が在厩している場所で、水質が良いのはオグリキャップを生んだ笠松競馬場である。これが笠松の所属馬が、血統や価格以上に中央競馬で活躍する理由の一つである。かつて四歳時のライデンリーダーが当日輸送の関西で活躍し、事前入厩の関東で体調を崩したのは、文字通り水が合わなかったわけだ。但し、笠松の馬が強いのは水だけが理由ではない。
地方競馬はとかくレース内容がナアナアになりがちであるが、笠松の特に2・3歳戦はシビアなレースをやっており実戦で馬が鍛えられている。むしろ、売上が大きいが故に、「安全運転」が多くなりがちな中央競馬よりも充実しているくらいである。競馬もスポーツであり、馬も騎手も真剣勝負の度合いが高いレースを繰り返す中で、力量が伸びてくるといえるだろう。また、笠松の馬は入り組んだ堤防沿いの道を、一般道を横切って厩舎と馬場を行き来している。
つまり、常々アップダウンを歩くことで体力が強化され、また車や歩行者と行き交うことで、精神面を鍛えれている面があるわけだ。水質も含め、この辺りに日本の馬の強化のポイントが集約されているといえるだろう。
本日の競馬から☆1月20日 [2001年01月20日(土)]
本日の中山競馬の8レースには、牝馬限定900万下・ダート1800mという番組が組まれていた。この開催に行われた同一条件レースの95年以降の結果を、人気順位で示すと次の通りとなる。
*1回中山競馬/牝馬限定900万下・ダート1800m
年度 開催日 @着−A着−B着馬の人気順位
2000年 1月22日 2人気→7人気→1人気
1999年 1月23日 3人気→1人気→4人気
1998年 1月10日 6人気→1人気→3人気
1997年 1月19日 5人気→1人気→2人気
1996年 1月 7日 3人気→1人気→7人気
1995年 1月 7日 6人気→1人気→3人気
※96年は正月開催が東京のため1600m。
この結果の特徴を幾つか指摘すると、まず寒い時期の牝馬限定ということで、いかにも荒れそうなイメージを持つがそれは誤りで、1番人気馬は6年間すべてB着以内に入っている。@着〜B着馬の内のもう1頭も2・3番人気馬であり、残る1頭は4〜7番人気の馬が絡んでいる。但し、1番人気は勝ったことがない、といった点であろう。
本日の結果は、@着から、4人気→2人気→1人気の順であり、正しく上記の傾向そのままであった。すなわち、競馬の予想はこのような形で番組から傾向を探ることが基本であり、そこから導かれた結果の特徴と思われるものにスポーツ的な根拠がある時、馬券作戦として採用すればよいわけだ。
この、正月開催/牝馬限定900万下・ダート1800m、についていえば、上記の傾向には明確なスポーツ的な根拠を見出すことが出来る。但し、その具体的な内容については、価値が高い情報なので、当欄の1月4日付けでも書いた通り、ユーザー向けのメール情報での提供とさせていただく。
※そのメール情報はZFLAGPのユーザー宛に来週末にお送りする予定ですが、具体的な期日は当欄で改めて告知します。
☆☆ZFLAGP・的中/回収実績☆☆
*1月20日 (回収重視モード 馬連回収率123%)
中山 1R 馬連4番―14番 2130円…馬連3点買い/◎→○的中!
京都 3R 馬連2番―14番 1570円…馬連3点買い/◎→▲的中!
※ オッズ取得時刻= 中山1R 9:33 京都3R 10:19
本日は得意とする後半レースが、京都競馬場で開催中止(延期)となりましたが、午前中に的中があり100%を越える回収率となりました。
京都競馬の6レース以降は出馬表再投票の上、1月22日に行われる予定ですが、ZFLAGPに添付した「競馬の奥義」第4章−7で再投票の際考え方の事例を示しておりますので、お持ちの方は、ご参考としていただければと存じます。
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ステイゴールドの健闘 [2001年03月29日(木)]
現地時間3月24日に、アラブ首長国連邦・ドバイのナドアルシバ競馬場で行われた、第6回ドバイ・ワールドカップ(G1・ダート2000m)で、トゥザヴィクトリー(武豊)が積極的な先行策から展開を利して、米国のキャプテンスティーヴには完敗したものの2着に健闘した。
このレースは、エミレーツ・ワールドシリーズの初戦に列せられてはいるものの、時期的にプロ野球のオープン戦、サッカーのプレシーズンマッチ的な色彩が強く、本気度の高い一流馬は必ずしも多くはない。にもかかわらず、これまでは日本馬の惨敗が続いており、看板血統の一線級が参加し、漸く面目を保った形である。
また、同日7レース組まれたの国際Gレースの中の2レース目に行われた、芝2400mのGUドバイシーマクラシックでは、ステイゴールドが優勝した。別の機会に詳しく書くが、この馬は世評よりも遥かに力がある馬で、今回ははその強さを存分に発揮した勝利であるといえるだろう。
ところで、シェアソフトに添付する「競馬奥義」では、実戦的な暗号解読戦術である「チェイシング戦法」という攻略法について、別章−2で基本を、第六章では詳しい運用を解説している。その考え方に沿うと、ステイゴールドは今回のタイミングの出走が狙いとなる筈であった。
すなわち、「競馬奥義」をお読みいただいた方の中には、ステイゴールドが阪神大賞典または大阪杯に出走し、ナリタトップロードやテイエムオペラオーを破るのを心待ちにしていた方も少なくないと思うが、イスラム圏のため馬券発売のないGUドバイシーマクラシックでは、如何ともし難いところであった…。
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News flash 7/19 [2001年07月19日(木)]
*新潟・直線1000メートル
5月17日の当コーナーでは、予想の要素としてのタイムについて、一般論として以下のような解説をしております。ところが、この新設された直線1000メートルは、これといった坂もなく、正に「一気呵成にセパレートコースを走る」コースですから、例外的にタイムがモノをいうと考えられます。実際、7月15日の疾風特別は持ち時計の良い馬同士で決着しましたが、案外好配当でしたね。
※5月17日の記事の抜粋
仮に競馬のルールが陸上競技の100Mのように、一気呵成にセパレートコースを走るものであったり、自転車競技のタイムトライアルのように単走であったりするならば、走破タイムは重要なファクターとなるだろう。しかし、実際にはそうではなく、競馬とは陸上競技でいえば、トラックの格闘技と評される800Mや1500M、自転車競技ならいうまでもなく競輪に相当するのであり、早いタイムで走った、という事実は結果予測においてそれほど重要ではないのだ。
*新潟・左回りへの転換
1000メートルや直線の長さの話題に隠れ勝ちですが、馬券戦術上最も重要なのは「左回りへの転換」であり、当然、同じ平坦左回りの中京競馬場の実績を重視するべきであるといえるでしょう。7月15日は10Rでラモニターニャ、11Rでキングオブサンデーと唯一の中京からの転戦組が馬券に絡みました。
*有料暗号情報メール
17日の当欄でお知らせしました通り、現在お申し込み受け付け中です。有料化に伴いどなたでもお申し込みいただけます。ご希望の方は、トップページ「競馬情報メール」メニューの「暗号情報メール」紹介欄に掲載しておりますアドレス宛にe−メールでお問い合わせください。折り返しお申し込み方法をお知らせいたします。
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News flash 7/25 [2001年07月25日(水)]
*有料暗号情報メール受付中
17日の当欄でお知らせした「有料暗号情報メール」は、現在お申し込み受け付け中です。
有料化に伴いどなたでもご利用いただけます。但し、情報の性格上、配信数を限定する予定ですので、ご希望の方は早めにお申し込みください。詳しくは、トップページ「競馬情報メール」メニューの「暗号情報メール」紹介欄をご参照ください。
*有料暗号情報メール・確定配信内容
毎週木曜日の午後9時〜9時30分の送信を予定しております。当面、8月度の5回の配信で暗号馬券戦術の基礎について統括的に解説し、その後、具体的な馬券戦術について、順次に紹介して行きます。基礎解説が終了した段階で、暗号情報メールの配信者のみを対象とした、会員制の「暗号研究メーリングリスト」を立ち上げ、そこで予想も含めた補足解説を行う予定です。
*新潟・左回りへの転換A
19日の当欄で、新潟の馬券戦術上最も重要なのは「左回りへの転換」であり、当然、同じ平坦左回りの中京競馬場の出走実績を重視するべきである、と指摘しましたが、先週の特別戦で唯一中京からの転戦馬であった7月21日10Rのタニノゴードンは、3番人気2着と順当に連対しました。また、このレースには、前々走で中京出走の馬が3頭いましたが、その内の2頭が1・2着しています。
*新馬戦について
早い時期の2歳戦や新馬戦は、やってみないと分からない要素が多く、結果予測が困難なカテゴリーですから、特に本命系馬券戦術には不向きです。将来のダービー馬と未勝利馬が一緒に走るのだから力関係が歴然、といった見方は結果論に過ぎません。また、穴馬券戦術を研究する場合にも、本命馬の自滅による波乱か、必然的な穴馬の台頭であったのかを見極める必要があります。
(この項目はZシリーズ情報メールで補足します。)
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Gレースreview 毎日王冠編 [2001年09月25日(火)]
20年以上前の話になるが、牧場巡りと横断幕持参での大レース観戦を活動の柱として、競馬サークルを主宰、運営していたことがあるので、その頃のエピソードを「Gレースreview」という形で幾つか紹介して行きたい。
さて、横断幕であるが、当初はGT格(当時はグレード制施行前)のレースでスタンド本場場側に掲げていのを、昭和56年の毎日王冠からGU格のレースでパドックに出すようにし、昭和57年の秋からは常にパドックのみとした。
今やGTともなれば、パドックには馬や騎手を応援する横断幕が百花繚乱であるが、この毎日王冠で我々が出した「あざやかに舞え!ハギノトップレディ」がその元祖である。
ハギノトップレディは昭和55年の桜花賞馬で、11戦7勝、母イットーに続き高松宮杯を母娘制覇した当時の名牝であり、後年安田記念馬のダイイチルビーを生んでいる。
毎日王冠(当時2000M)でのハギノトップレディは、8月の巴賞を使い快勝しており、臨戦的にもまずまずかと思われたが、当時の馬券ファンにはヒンシュクを買うことが少なくなかった主戦の伊藤清章騎手が、7ハロンを当時の1400Mの日本レコードを上回る無謀なペースで通過。
当時放映されていた、「ドリフ大爆笑」のいかりや長介ではないが、「ダメだこりゃ」の雰囲気が漂う中、案の定ハギノトップレディは坂で止まって8着に敗れ、結果的にはこのレースで引退ということになった。
勝ったのは、前崩れに乗じて差し切った、当時好調期にあった牝馬のジュウジアロー(騎手安田富)であるが、ハギノトップレディがハイペースで引いたため2000Mの開催ではこの年が最も早い勝ちタイムとなっている。
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2002年(平成14年)の競馬について [2002年01月01日(火)]
馬券を買う側から見て最も注目されるのは、既に他の公営競技ではお馴染みとなりつつある、馬単、三連複、が第1回福島競馬を皮切りに導入されることです。当HPの解説では従来より単勝式の的中を重視し、連勝式についても「穴目の単勝候補+相手馬」という形を基本としておりますので、馬単攻略の参考になることと思います。
その第1回福島競馬、及び同時開催の第3回阪神競馬に2歳競走が導入され、従来1週間のギャップがあった第1回函館競馬の開幕も福島/阪神と同時になります。「有料・暗号情報メール」をご利用の皆様はお気付きになられることと思いますが、この改定は暗号馬券戦術には大きな影響を及ぼします。
また、競馬番組という意味では、本年はダービー開催の後に、東京競馬場のスタンド改築及び評判の芳しくなかった走路の全面改修が開始され、以下の通り開催の振り替えが行われます。
平年 1月の第1回中山競馬→第1回東京競馬
平年 9月の第4回中山競馬→第4回新潟競馬
平年10月の第4回東京競馬→第3回中山競馬
平年11月の第5回東京競馬→第4回中山競馬
このため、G1レースでは、スプリンターズS、天皇賞・秋、ジャパンカップダート、ジャパンカップの開催場所が変更となり、尚且つジャパンカップダート、ジャパンカップは距離がそれぞれダート1800M、芝2200Mに変更されます。そのため、全般的にステータスの低下は否めず、レベルダウンによる波乱が予測される所です。
3歳のクラッシック路線では、皐月賞に2頭の外国産馬の参戦が可能となり、菊花賞の外国産馬出走枠が3頭に拡大されます。皐月賞4着以内馬にはダービーの優先出走権が与えられるので、この改定により外国産馬が「皐月賞→ダービー」という臨戦過程をとることが可能となります。
昨年は皐月賞が開放されていなかったため、クロフネが「NHKマイルC→ダービー」の過密変則日程を強いられたわけですが、本年より10ハロン〜12ハロンの適合外国産馬には皐月賞経由の路線が開かれたわけです。この改定により、皐月賞TRである弥生賞とスプリングSも混合戦となりますが、弥生賞は斤量も馬齢から定量となるので、レース間隔から見てダービーの有力ステップレースとなることが予測されます。
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馬券予想理論(復刻)−50 [2004年05月04日(火)]
3年半前に掲載した記事の再編集復刻版です。
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【日本の生産馬は何故頑健ではないのか?】
日本は競馬の本場に比べると馬産の歴史が浅く、育成、調教の技術、環境が劣るという面も否定は出来ないが、それに加えてより根本的とも言える「水」の問題もある。
本場の欧州には「名水が名馬を生む」という言い伝えがあるが、草食動物である馬は、その成長過程において、母乳、水、青草、などから大量の水分を摂取するため、そこに含まれるカルシウムなどのミネラル成分が多いほど体質が頑健になるので、良い馬作りには、馬産に向いたミネラルが豊富な水質、土壌が必須条件といった意味である。
フランスと日本の代表的なミネラルウォーターの成分を比較すると顕著であるが、火成岩質の日本では、水に含まれるミネラル成分が、水成岩質の欧州に比べて何分の1でしかない。日本の馬産の中心地である北海道は、特にミネラル成分が少ない水質の地域が多く、「ミネラルの少ない軟水が虚弱馬を生む」、という図式となっている可能性も否定出来ない。
従って、馬の生産、育成のインフラストラクチャーが整備されたとしても、水質、土壌が馬産に向いていない地域が多い日本から頑健な名馬を続々と輩出するということは、甚だ困難な目標であるかも知れない。
しかし、もちろん日本も広い。馬産に向いた水の湧く土地もある。たとえば、現在競走馬が在厩している場所で、競走馬にとって水質が良いのはオグリキャップを生んだ笠松競馬場である。これも笠松の所属馬が、血統や価格以上に中央競馬で活躍する理由の一つであると考えられるが、逆に、中央競馬の美浦トレセンなどは、ミネラル云々以前の問題として、東京・中山からの移転時には競走馬が水を飲まなくて問題になったほど水質が悪く、関東馬低迷の一因となったとも言われている。
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